上の絵はGTPに以下の文章をプロンプトとして情景描画をお願いしたモノです。といっても、下記の文章だけでは「本だらけの部屋」しか描画してくれなかったので、それぞれの位置を指定してから「異能清春と水無月治子を配置して」と指示したモノです。
GPTの欠点は(プロンプトのせいではないと思います)手指と、人物集団などの複雑な画面構成のようです。漫画家の梅熊大介さんから「手指の欠落」を指摘いただいたので何度も修正を試みるのですがうまくいきません。それどころかAIなのに僕をからかうように奇妙な絵ばかり生成してくるのです。
「手指の欠落(あくまでも絵の世界の話で、現世の差別的な施行ではありません)」について、GPTは以下のように回答します。
それから人間の集団など、画面構成が複雑になるほど「いい加減」に処理してしまうようです。そのいい加減さによって「顔がなかったり、崩れたり、あるいは半消えになったり」して、気味の悪い絵を描画しちゃうのです。
ですから、現時点では、できるだけ手をポケットに突っ込ませるか、手を後ろに組んだりさせて誤魔化すしかないように思えます。
「手を描かないで」と指示しても言うことを聞いてくれません。
それに何故、画風が毎回変わってしまうのかが皆目見当がつかないのです。最終的には、僕は何の指示もしていないのに(本当です)水無月治子が、これほどまでの高露出度になっちゃったのです。こういうモノに厳しいGPTらしくない結果です。