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テレビ好き爺さんと深夜ドラマ

今期の深夜ドラマも良いですね。テレビ好き爺さんの私としては嬉しい限りです。

TBSの「トーキョー製麺所」観るだけで元気になれます。主演の吉野北人さんのことは何も知りませんが、なかなか味のある美青年ですね。監督は「女子グルメバーガー部」の近藤啓介さんですね。

このドラマの何が良いって、登場人物たちの人生模様も良いのですが、それよりも良いのはうどん作りの現場撮影です。実に美味しそうなのです。街道沿いのうどんチェーン店舗が舞台なのですが(ロケは撮影協力の丸亀製麺所のいずれかの店舗で行なわれています)本物の店舗ということから現場感があるのです。

もうひとつはテレビ東京「東京放置食堂」です。こちらも元気が出ます。全体的に映画のようなトーンが涙腺を刺激します。僕は工藤綾乃さんの脚線美にやられちゃいます。監督アベラヒデノブさんの美脚演出は素晴らしいですね。ちなみに美脚ににこだわったのは平成ガメラの金子修介監督がいますね。

アベラヒデノブ監督と言えば、深夜ドラマの名作「日本ボロ宿紀行」や「歩く人」があります。僕好みなのは間違いありません。そのまま映画館で上映できるような色感というかガサガサ感というか映画感があるのです。

おお、2作ともに「東京」が舞台ですね。ちなみにトーキョー製麺所のロケ地は埼玉県らしいですがね。

ドラマや映画(実は小説もですが)というのは旅情が感じられるものでなくては魅力がありません。

僕は若い頃から映画やドラマのロケ地を訪ねるのが好きでした。今では聖地巡礼というらしいですね。好きな映画やドラマのロケ地(小説の舞台となる地も)を観てみたいというのは、僕にはよくわかります。しかし、現地の人たちの迷惑になってはいけませんがね。

東京放置食堂は、伊豆大島が舞台となっており、映画のようにほとんどが現地でロケされておりますから、もの凄く旅情が感じられるのですね。僕は大学生の時に大島と三宅島を旅したことがあるので、ドラマに登場する大島の風景に懐かしさを感じるのです。

ロケ地といえば、先日「明日の食卓」という映画を観ましたが、ここに僕が住む街のコンビニが登場します。ここは千葉県フィルムコミッションおよび鎌ケ谷フィルムコミッションお墨付きのロケ地なのです。今までもたくさんのドラマに使われているそうです。映画に知っている風景が現れると地元を自慢したくなりますね。それだけ芸術に貢献しているということですからね。

ここで高畑充希さんが働いているのですが、場所は大阪という設定です。映画やドラマはそういうところが面白いですよね。

同作品には高畑さんのほか、尾野真千子さん、菅野美穂さん共演の内容的には重い作品です。3人はともに石橋姓で、ユウという男の子がいます。ある日、「石橋ユウ君が母親に殺される」という事件が発生します。

明日の食卓については、また別途、紹介したいと思います。





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