災害の多様性「踏み抜き防止シューズ」
事故現場や災害後の被災地での危険には「瓦礫」があります。瓦礫は尖って釘が飛び出たモノも多くあります。その瓦礫を踏み抜いて大けがをするということが数多くあります。
それに対応した商品があります。靴底に薄い金属板を内蔵した安全靴や、金属板を内蔵したインソールなどが市場に出ています。
ミドリ安全の「踏抜防止カップインソール」は、0.5ミリの薄いステンレス板を内蔵したインソールです。これを普段履いている靴に敷けば防災シューズに早変わりします。
このインソールを自宅と勤務先に保管しておけば、万が一の時に瓦礫に対応できます。「備えあれば憂いなし」です。
もうひとつ、このインソールが内蔵された安全靴があります。安全スニーカーの「ワークプラス SL-603」です。
樹脂製先芯も内蔵されていますが、安全靴と違って、本体が柔軟な素材でできており、グイッと薄く畳んで袋に入れて吊して置くということが可能です。僕はこの靴を、プレミアムコンフォート(ダークブラウン)安全靴などと、普段履きのひとつとして愛用しています。
プレミアムコンフォート安全靴はつま先が高めで(高めのトゥスプリング)躓きにくいのが特徴です。こちらはステンレス板が内蔵されていませんから、上記の踏抜防止カップインソールを敷いて履いています。
いずれにしても、これから災害が多発すると思われますので、踏抜防止インソールは用意しておいた方が良いと思います。