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コロナ後遺症の療養が不十分で列車が事故を起こすことは当然ありうる
ニュージーランドの記事です。
南島の列車事故のニアミス、新型コロナウイルスによる「脳の霧」が原因の可能性も
昨年、新型コロナウイルス感染症の後遺症に悩むニュージーランド鉄道の機関士が赤信号で停止せず、列車衝突事故を起こしそうになった。
機関士は時速44キロで赤信号を無視したが、線路の設定により本線から外れなかったため衝突は回避された。
TAICは、安全が重要な労働者に影響を及ぼすコロナ後の認知障害について警告している。
調査の結果、新型コロナウイルスによる脳の混乱が、ニュージーランド鉄道の石炭列車が別の列車とニアミスした原因である可能性が高いことが判明した。
捜査官らは、機関士が昨年初めに赤信号で停止せず、別の列車が走っている本線に進入した際、新型コロナの後遺症がまだ残っていた可能性が高いと結論付けた。(後略)
この時は衝突が回避されたようで良かったですが、コロナ後遺症を無視する社会であれば、その影響は後遺症患者が人知れず困難な生活を強いられるという個人の話ではなく、巡り巡って多くの人命に影響するのは当然起こりうることです。
コロナ後遺症患者が無視されず、罹患のあるなしに関わらず人命が守られる世の中になるよう願います。
逆説的に、がんばって生きているコロナ後遺症患者と、患者を心配している方々は、一見関係なさそうに思える他の多くの命も救っていると僕は考えます。
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また明日。