憧れ人に会いに行く
憧れの人って、どんなひとですか?
テレビで見たあのひととか、本の中のあのひととか、同じクラスのあのひととか、電車で見かけたあのひととか。
そのひとの、どんなところがすきですか?どんなところに、憧れますか?
あこがれの人々を、複数ならべてみると、どんなところが似ていますか?
ひとりひとりは異なる世界の人でも、そのアコガレ人をならべてみると、どんな共通点が見つかりますか?
あなたはどこに、魅かれたのか、どこにぐっときたのか、見えてきたりしませんか?
とかく、楽しそうなひとびとに弱いわたしは、楽しそうにいきているひとびとばかりが並びます。
そのひとに会える時に、えいやと会いに行くと、(それは、テレビでもインターネットでも、雑誌でも、講演会でもいいのですが)自分が何に苦しんでいたのか、なにに救われてきたのか、わかってくるような気がするのです。
悲しみや苦しみには、生きる世界の視界をうばわれがちで、生きる世界が狭く見えると、お先真っ暗、になりがち、です。
どうか、アコガレビトの風を、あなたのなかにも、吹かせてみてください。