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死にゆく者への祈り#2022.4.14

最近CMでやってる日清カップヌードルの世界の料理シリーズみたいなのあるじゃないですか。
チーズダッカルビ味が気になっていたところ発見したので買ってみた🧀

リモコンを蓋にする派です
中こんな感じ

想像より本物の味に近くて美味しかった!お好みでチーズ増量してもいいかも…ただやっぱりカップ麺のお肉はどうしても苦手…全然味は違うんだけど何となくチリトマト好きな人はこれもかなり好きだと思いました🍅

カップ麺、高校生の時はしこたま食べてたような気がするけど歳をとるにつれて食べなくなったなあ…大学の時はたまにチリトマトとか食べてたような…
最近は気になる新作が出たら食べるみたいな感じになってる🍜

後、ずっと気になってた本を読み終わりました。

教誨師(受刑者に対して罪と向き合わせたり教えを伝える人)をしている主人公が、刑務所での講演中にかつての大学時代の友達を発見。会っていなかった数十年の間に死刑囚になっていた旧友と向き合うために奔走する話…かなり教誨師という仕事についても勉強になったし、教誨師としての自分と1人の人間としての自分でジレンマに苦しむ主人公の描写がとても心苦しく、でも共感できるような内容だった。死刑って本当に難しい制度だよね、そりゃ凶悪犯なんだから死をもって償えという気持ちは理解できるけど、まずそもそも死で償うということが正しいのか…と考えていると本当に正解のない話だなあと…
死刑囚は執行までの間に、教誨師から宗教の教えを得て、自分の罪と向き合い、それまでとは打って変わって真面目になったりすることもあるそう。ただ、人を殺めておいて自分の魂を救おうとするのはどうなの?という遺族の意見。また自分の罪と獄中でようやく向き合えたとしても待っているのは死刑。それってつまり教えを得たからこそ、執行の時に酷い後悔の念に囚われてしまい、余計苦しいんじゃないか?という意見。
心がキュッと苦しくなるようなテーマだけど、その中で奔走する主人公の苦悩だったり、先輩教誨師の教えだったり、読み応えがある本でした📖

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