見出し画像

すみっコぐらし、アダルト向け?#2022.3.29

日記をその日のうちに書けない病が酷すぎる。けど自己満だからOK。

昨日はすみっコぐらしの映画第2弾、青い月夜のまほうのコを鑑賞。1作目のとびだす絵本とひみつのコは映画館で見たんだけど、2作目はタイミングを逃しておうちで…

1作目は、絵本の中にずっとひとりぼっちでいるひよこ(?)とすみっコ仲間たちのお話。大人ひとりで見に行って、エンドロール中も号泣、終演後もしばらく席を立てなかったくらい泣いた映画。子供ももちろん分かる内容なんだけど、大きなテーマとして「自分とは何か?」みたいな問いかけが内包されてるように感じた。自分を確立していくために他者との関わりって必須だし、その大切さ〜みたいなことを感じたんだけど、正直子供「向け」では無いような気がした。

そして2作目も子供向けじゃない!多分!私はそう思いました。5年に一度の青い月夜に魔法使い達がすみっコたちの街に現れてなにか願いを叶えてくれる…という伝説(?)があり、すみっコたちの夢がメインに描かれている。魔法使いは自分でなんでも願いを叶えられるから、夢とは何なのかを知らない。魔法使い見習いのファイブがすみっコたちとの生活を通して夢とは何かを学ぶお話。ネタバレにならない程度に言うと、夢を失った瞬間に自己も失うっていう恐ろしさをひしひしと感じて…あんなのんびりとした映画なのに、なんだかどっしりとしたテーマを感じる…ちなみに今回も嗚咽しました。

そもそもすみっコぐらしっていうキャラ自体がかなり大人にもリンクするテーマだと思っていて、「弾かれた者たち」なんだよね。とんかつは残された脂身、エビフライのしっぽやタピオカは食べ残し…みたいにひっそりと、でも確かに存在する者。見た目の可愛さがやっぱり目立つけど、キャラを一つ一つ追っていくとoh…となることが多い。だからこそこんなに人気なのかなあと思う。すみっコでしっかりと生きているこの子達にスポットライトをあてて、あれだけ可愛くキャラクター化してくれたサンエックス様に万歳😭

すみっコぐらしが好き(とかげ推し)っていうフィルター抜きにしてもかなり面白い映画だと思うから見て欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?