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石川淳さんと酒井省吾さん
かなり今更な話題ですが、『星のカービィ』シリーズの音楽で知られる石川淳と酒井省吾の2人は現在はHAL研究所を退社しておりフリーランスとして活動しています。
この2人が今後カービィシリーズがどのように関わっていくのか予測しています。
石川淳
まず、石川さんは1990年にHAL研究所に入社し、『宇宙警備隊SDF』で初参加。
『星のカービィ』シリーズに関しては1992年に発売された初代から最新作の『Wiiデラックス』まで長らく携わっているカービィサウンドの生みの親です。
石川さんは2024年に発売された「星のカービィ ディスカバリー コンプリートサウンドトラック」に同梱されているブックレットにてフリーランスになったということが判明しました。しかし本人自身はこれからもカービィシリーズの音楽を作っていきたいと言っていたので安心です。
ただ以前のように多くの楽曲を提供することは少なくなるでしょう。
実際『グルメフェス』や『wiiデラックス』では判明しているだけでも共に1曲だけと以前と比べるとかなり担当している楽曲が少なくなっていると分かります。
(グルメフェス発売の時点では既に退社していたのかも。)
酒井省吾
次に酒井さんは1996年にHAL研究所に入社し『MOTHER3』の開発に参加し、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』や『カービィのエアライド』の開発にも参加していました。
また、HAL研究所以前にもデータイーストに所属しており『ヘラクレスの栄光』シリーズなどの作品の音楽を担当していました。
酒井さんのフリーランスはJCAA「今日の作家」での記事にてフリーランスになったということが明らかになりました。
『Nintendo DREAM』での岩垂徳行とのインタビューではフリーランスになった理由として、
ひらめいたものをその場で作れたほうが絶対いいんですよ。ひらめきをすぐに処理するようにしたら、ふだんと比べて10倍の速度で仕事が進んだので、それでフリーになろうと思いました。
と語っています。
実際フリーランスになった後もアルバム『NECOS CLAM ME ねこず かあむ みい』を発売したり、「クァルテット・エクセルシオ」30周年に向けて弦楽四重奏楽曲を提供したりHAL研究所退社した後では色んな動きが見られます。
ですが、酒井さんはHAL研究所時代にも「PRESS START」での編曲や前川清に向けて楽曲提供するなどゲーム作品以外でも色んな活動をしていました。
なのでフリーランスになった後でも星のカービィシリーズの楽曲を担当するということは十分に有り得ると思われます。
HAL研究所は音楽にとても力を入れているゲーム会社ですし。
また、他社の作曲家でも退社して以降もそのシリーズに携わり続けるというケースは結構多いです。
期待の新星
このように、これまでのカービィシリーズを支えてきた石川さんや酒井さんが今後もしカービィシリーズに一切関わらなくなったとしても私は全然問題ないと考えています。
なぜなら小笠原さんと下岡さんの存在で、小笠原さんは近年のカービィシリーズを「リードサウンド」として引っ張っている立場で、下岡さんは石川さんや安藤さんの楽曲の作風を完コピしたような全く違和感の無い楽曲を多く手掛けています。
なので今後のカービィサウンドは以前と変わらずゲーム音楽の頂点に立つ神のような音楽!!!!!終わり!!