#AKINA_Ⅲ 〜 奪取 〜
今までの流れから行くと、奇数にあたる9曲目は、バラード ないしは、静かなスローナンバーをシングルで切っていた。
しかし、発売されたのは、
#少女A → #1 /2の神話 → #禁区 の 締めくくりとなる #十戒 、明菜の礎を築いた #売野作品 であった。
#飾りじゃないのよ涙は
そして、記念すべき 10作目は、
#井上陽水が楽曲を提供し 、共演並びに、陽水自身も歌い、楽曲の振り幅を 拡げた。
もはや、アイドルの枠を 超えて。
#ミ_アモーレ 〔Meu amor é・・・〕
明菜の攻撃は まだまだ続く。
#動 の 波状攻撃だ。
が、この ミ・アモーレも 名曲。
この年の 年間セールスランキング2位に記録され、さらに
#赤い鳥逃げた
詞の内容が弱く、ボツ候補でもあったが、
当時、流行っていた12インチシングルで発売。
セールス的にも、年間20位と 売上枚数が ケタ違いで あった。
#クールダウンで
#サザンウインド から始まった 動のミルフィーユ は、一旦は、
#SAND_BEIGE で、切れる。
が、こちらも、以前のシングル、#北ウイング から つながる旅情の延長という見方も あり、中森明菜は 本当に 旅が似合う歌い手として成長した。
#危うげなSOLITUDE
こちらも良曲。
が、中森明菜が歌ったから ヒットした。
そんな仕上がり、そして85年は、松田聖子を上回るセールスを記録する。
そして、#レコード大賞をも受賞する。
長年、演歌が受賞しがちだったが、中森明菜が一石投じる形となった。
ただ、頂点を極めると、後は下るのみ。
だから 受賞は辞退したアーティストも いるほど。
術を 出し尽くしたようにも見えるが …
― つづく ―
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