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【過去ライブレポ】2015.9.12(sat)GRAPEVINE at 日比谷野音

今日のバイン野音チケット。出かける直前に引き換えました。
移動に不安がありますが、せっかくのお天気。行かねばと思い、出てきました。

圧巻のステージ、素晴らしかった。
暮れる空が魔法をもたらし、ライティングは美しく幻想的な世界を生み出した。
そこで演奏された楽曲たちは、自ずとユートピアへ誘われるかのように胸に響いた。
たなか氏曰く「DEEPな中盤」のセトリは、胸のツボを押すかのごとく。
「夏の子供たち(morning light)」あの美しさ忘れがたい一曲。

アンコールでの衝撃、2曲目の「RAKUEN」
これを聴くと、反射的に震災を思い起こす。
今回の雨災害で気分が参っていた私は、胸の支えを洗い流すかのように涙した。
偶然か意識的なのか。
最後「ふれていたい」で締め、自然と笑顔が戻り、幸せ気分で帰路についた。

けれど、明日からも災害の余韻の中で暮らす私たちは、まだまだ予断を許さない。
1日の数時間だけでも楽園に足を踏み入れた私は、生きるを諦めていては楽園の享受も半減するだろうと、今後を生きていく力を蓄えた時間だった。

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