「人によって紙の価値は違う」~フライヤーの整理に勤しんだ日(2021.06.06)
タイトルは6/5放送のドラマ『コントが始まる』第8話、「マクベス」のマネージャー楠木さんのセリフ。
主人公の里穂子に、「マクベス」の初回ライブのチラシを渡し、胸のうちでそう言った。
私はこのシーンを観ながら「わかりみが深すぎる…」と共感するばかりだったのだが、そういえば私、近年行ったライブのフライヤーを整理してなくないか? と思い出して、日が開けた今日、整理に取り掛かった。
見出しの写真のほとんどは最近のもので(2015年~)、バンドもしくは系統別に分けてクリアファイルかハードケースにざっくり入れたままだった。
(サイン入りのものはとりあえずハードケースへ)
00年代までの過去のものはサイズや両面刷りか片面かに分けてファイリングして、きれいに保存してある。
過去のライブ年表の記事に掲載している画像はその一部。
過去のものでざっくり分けただけのファイルもあったので、この機に再び分別し直すことにした。
上は片面刷りで90~00年代のファイル。
(2枚ともthe chewinggum weekend)
下は今回整理した新しめの両面刷り。
(左:BUGY CRAXONE 右:Hi-5)
ともにA5サイズ。
今回整理したA4サイズ片面用。
そういえば、右の「Headin'4 act.5」はチケット取ったのに当日は台風で行くのを断念したライブだった😭
過去のもので、これは取っておいて良かったと思った1枚。
日清パワーステーション『SATURDAY NIGHT R&R SHOW '98』
裏面のラインナップに史料価値があると思って。
まあ一番気になるのは、やっぱりというか、
1993年2月27日 M-AGE/Cutemen/BRAIN DRIVE
(田舎の中学生にはハードル高いって)
未整理分の『テスラは泣かない。』は、せっかくなので新しいファイルを購入予定。
ということで量は多くないのに、まだ作業は未完。
ライブのフライヤーは、私にとってすごく大切な紙だ。
好きなバンドのものはもちろん、その現場でもらったという思い出の品でもある。
持ち帰る際はなるべく痛めないように気を遣う。
ライブによっては終演後、出口で渡してくれる場合があるので助かる。
また、似たテイストのバンドやイベントのチラシを渡してくれる方もいて、ありがたく頂いてくる。
好きなバンドや興味あるイベント以外でも、デザインがきれいなものは取っておく。
興味ないものはきちんと持ち帰った上で申し訳ないが資源ゴミへ。
私はイラスト・デザイン畑なので、紙自体も媒体としても、とても大事だという強い認識がある。
いくらネットワークが発達しペーパーレス化しても、紙媒体の伝える訴求力は変わらないと思っている。
むしろ、強いんじゃないかと思う。
現在、現場に足を運ぶのが困難な状況で、入手する機会もない。
持ち帰るのに苦労するという小さな悩みさえ、幸せなことだと思った。
◾
ちなみに、作業中のBGMはコレ。
最近、ドリームポップ~シューゲイザーの定義について考えていて。
The Verveの1stかなり好きなのだけど、これはシューゲイザーなのかな?
この件についてはまた後ほど書きたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?