【過去ライブレポ】2018.10.27(sat) flavorful,aromatic vol.3 at 西荻窪FLAT
2018.10.27(sat)
flavorful,aromatic vol.3
西荻窪 FLAT
◇出演
Hi-5
PLASTIC GIRL IN CLOSET(岩手)
sprawl
bokunofune
本日はこちらにお邪魔しました。
見ながらぼんやり考えていたのだけど、ライブって音を聴くというより、音から醸し出す味や香りを脳で感じているという感覚があると思っていたら、そういえばこんな素敵なタイトルのイベントだったなと振り返ってみて改めて感じたのでした。
そして、Hi-5はデビュー18年を迎えてのステージ=私はファン歴18年、まさかステージとフロアがフラットな会場で合間見えるライブとは思いませんでした(新鮮!)
キャリアの歴史と充実の現在、未来への希望を物語る新旧織り交ぜた選曲、鮮やかでドラマチックだ(クラムボンと掛けたわけではない)
半分を占めた新曲たち、原点回帰もさることながら、貫禄十分だった。ただ不思議なのは、何故か彼らと出会う前の十代の頃を思い出させる懐かしさもあった。
あのフラットな空間も手伝ったかも知れない。
けれど、いつだって思うのは、あの無限大とも言えるスケール感にほんの少し畏怖を覚える。
そんなフルパワープレイを今回はフラットな位置で真っ正面から受け吹き飛ばされそうな感覚に陥った。少し離れて見た方がいいと彼らは言うが、それでもやはりしっかり目に焼き付ておきたいから。私の彼らに対する最大の評価はスタイルの変遷だが、本気で挑むからこそ、一瞬たりとも目を反らせないのだ。
「十代の頃を思い出すようでした。高校の教室で見てるような」
「ああ、それは僕たちがずっと初心を忘れないからじゃないですか」
終演後、リーダーに話したところ、そんな答えが返ってきた。
20年選手のアラフォーにそういう感想はまずかったか、という気もしないでもないが、私が彼らに持つシンパシー、まるでその頃から仲間だったような気持ちが涌いてきたと言いたかったのだ。伝わったかしら。
ライブのお菓子、頂きました。
どれも素朴な味わいで美味しかったです。
かぼちゃのケーキはしっとり感とかぼちゃ自体を味わえました。
スコーンはラムの風味がアクセントになっていて、もっと食べたい!と思う頃にはなくなっちゃいました…
ごちそうさまでした。