
【HSS型HSP】真面目なのに「ちゃんとしてない」コンプレックス
最近、心理学仲間とLINEグループで色々な考察や意見を取り交わしております。
これが、自分の気づきになったり、知識の蓄積になったりでとっても楽しい!
最近の中でいちばん私が衝撃だったのは、私は『真面目なのに「ちゃんとしてない」コンプレックス』があるということでした。
「真面目」は短所?長所??
事の発端は、職業訓練校の面談でした。
就職に関する相談の中で、何度も「真面目だね~」と言われました。
私は自分が真面目である自覚はあったものの、あまり良く捉えていませんでした。
真面目だね、と言われると、なんかモヤモヤする。
私の中で、「真面目」というイメージは・・・
私は、真面目と言うと、こんなイメージを持っていました。
頑固
融通が利かない
完璧主義
どれもマイナスなイメージばかり。
夫にも話をしたら、「真面目は損をする」というイメージも出てきて、それにも納得してしまいました。
「真面目」のいいところ
娘に「真面目って言われちゃったよ~」と愚痴ったら、
「良かったね!褒められたね!」と言われました。
娘にとっては「真面目」は褒め言葉だとのこと。
びっくりしました。
そうだった。
長所は短所の裏返し。
短所は長所の裏返しだった!!
と思い、真面目の良いところを列挙してみました。
責任感が強い
誠実である
努力を惜しまない
妥協をしない
地味な仕事にもコツコツ取り組める
正確で丁寧な仕事をする
嘘をつかない・ごまかさない
計画力がある
正義感が強い
あらら、良いところたくさん!!
妥協しない、と、努力を惜しまない、は共感できないものの、他は全部心当たりがあります。
なんだ、私、真面目でいいんだ。
でもなんだか、モヤモヤする。
「真面目な自分」を肯定的に受け入れたものの、な~~んかモヤモヤする。
しっくりこない。
でも不要不急なので、後回ししていました。
そしたら、またその心理学仲間との雑談で出てきたのが、このコンプレックス。
「ちゃんとしてない」
そう、私は真面目なくせに、ちゃんとしていない。
「ちゃんと」って曖昧な表現ですが、私の中の「ちゃんとしてない」は、以下の通りです。
決められたルールに従いたくない
決められたスケジュールに従いたくない
マナーとかめんどくさい
髪型も服装も、好きなようにしていたい
敬語が使えない
MTGが嫌い
誰とでも仲良くする気なんてない
人の為に動きたくない
嫌なことはやりたくない
すぐ体調崩す
よく落ち込んで寝込む
「真面目」なはずなのに、こんなにできないことがたくさんある。
私って、ぽんこつじゃん・・・

真面目なのに「ちゃんとしてない」コンプレックス
真面目な自分は自覚しているけど、ちゃんとできない自分もいる。
「真面目」に対してネガティブなイメージ。
「ちゃんとしてない」自分は、自分らしく感じる。
ネガティブに感じる自分の中の「真面目」は評価されるのに、自分らしくいられる「ちゃんとしてない」部分は評価されない。
という、思い込み。
はい、きたこれ、いらない思い込みきたー。
捨てよ捨てよ!!
自分を苦しめる思い込み(価値観)は、とっとと捨てるのです。
HSS型HSPは「矛盾を併せ持つ」性質
私は自分のことを人に説明する時、以下のように表現することが多いです。
インドアとアウトドアのハイブリッド
アクティブな引きこもり
ネガティブとポジティブのハーフ
などなど、矛盾した自分をまるごと受け入れてました。
そもそもHSS型HSPは、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態」と表現されることが多いですね。
慎重なのに、衝動的
大胆なのに、小さなミスが辛い
社交的なのに人見知り
そんな部分があると思います。
「自分の中に、相反する性質が共存している」
それがHSS型HSPであり、私である。
それを認めたら、なんとラクなことか!!
人が好きなのに人と関わるのが苦手
内向的なのに刺激好き
好奇心旺盛なのに、警戒心も強い
どんな自分でも、自分が納得していればいい

私は今まで、正社員になれない、仕事が続かない自分がすごくコンプレックスでした。
なれないっつーか、なりたくないっつーか、絶対合わないな、という。
みんなができていることができない。みんなが我慢できることが、我慢できない。
そんな自分に「ちゃんとしてないからダメ」というダメ出しを、無意識のうちにしていました。
「ちゃんとしてない」せいで、社会に居場所がない気持ちで生きていました。
しかし昨年からフリーランスで副業を始め、パート代くらいは軽く楽しく自由に稼げるようになり、初めて「雇用形態」というコンプレックスから解き放たれました。
あ、私、ちゃんとしてなくていいんだ。
ちゃんとしてなくても、お金って稼げるんだ。
そもそも根が真面目なので、作業は丁寧ですし、納期も守ります。
好きな仕事しかしていないので、ストレスが溜まりません。
合わないクライアントのお仕事は次から断っているので、人間関係もストレスがないです。
やり方もスケジュールも自分で決められるので、これもストレスフリーです。
そしてめんどくさがりなので、究極に効率化を研究するので、どんどん作業も早くなり、自由な時間も増えています。
あらら?私、フリーランス向いてる??
あ、私、ここにいていいんだ。
こうやって生きていいんだ。
って思えました。
これはお友達の言葉です。
「現在の自分に納得していればいい」
名言じゃないですか?
どんな自分でも、自分が納得していればいいんですよね。
おわりに
どんな自分でも、正しく自分を理解して、それを受け入れて生きることが、生きやすくなるポイントだと思っています。
私は今回、「ちゃんとしてない」コンプレックスから解き放たれたら、ますます人生が楽しくなりました。
自分の中に「嫌いな自分」「見たくない自分」が居る時は、自分と向き合えば自分を好きになるきっかけになると思います。
オチはありませんが、ではまた!!!