平気、平気!
ある日、友達が疲れた顔をしていた。
『疲れてそうだね?』って聞くと、
『うん、大丈夫!』
私に心配かけまいと、安心させようとする優しさを感じた。
(あちゃ〜無理やり言わせちゃったなぁ〜
そんなことなら栄養ドリンクでも買って渡せばよかった。)と反省した。
またある日、落ち込んだ顔の友達に『どうした、何かあった?』って聞くと、
口角をキュッとあげた笑った顔に整えて
『平気、平気!』と言った。
いつもと変わらないよ!気にかけてくれてありがとう!と言う友達の優しさを感じた。
(確実に安心感のある答えの)大丈夫!って響きより、
平気、平気!って言葉の丸み、温かみにグッときた私。
思わず友達に抱きついて、頼りない友達でごめんね…と言うと、
『私を気にかけてくれてるアンタの言葉に気持ちがスゥーッと穏やかになれるよ、アンタの言葉は薬いらずだね!』っと言ってくれた。
平気、平気!と2回言う相手を気遣う言葉。
きっと1回目の平気、は私に、
2回目の平気!は友達自身が自分に、、、
そんな言葉に聴こえました。
しんどくて、辛いとき、疲れている時でも相手を思いやれる心を大切にしたいなぁと思いました。