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<強制帰国で、ただいま日本!>福岡→成田を1泊2日、片道20万かけて移動したお話。

こんにちは。くみこです。
久しぶりのnoteから、次どんなことを書こうかと悩んでいたら、まったく更新できず。

本当は先に投稿したいことが、たくさんあったのですが、一昨日わたしに起こった出来事が、悲しすぎたので、せめて人生のネタに変換すべくnoteを書いています。

もしよろしければ、お付き合いいただき、少しでもお役に立てれば(or 笑っていただければ)幸いです。


27歳 無職、
いざマレーシアへ

この春、仕事をやめた私は
自由な時間を存分に使おう!と思い、
6月21日にマレーシアへ旅立ちました。

正確にいうと、
旅立とうと福岡空港を"出発"しました。

目的地は、マレーシアの都市 コタキナバル。
無職なので、なるべく安くするためにLCCを3つ乗り継ぎます。

▼旅程はこちら
16:15発 福岡→19:10着 マニラ(フィリピン)…トランジット10時間(フィリピン航空)

6:05発 → 9:40着 チャンギ(シンガポール)…トランジット2時間半(フィリピン航空)

12:10発 →14:45着 コタキナバル(マレーシア)(Airasia)

1人で海外へいくのは、今回がはじめて。

旅程をみた中で、1番心配していたのは、マニラでのトランジット10時間。

夜7時に到着し、翌朝6時の飛行機だったので、マニラ空港で、一晩越すことになります。

方向音痴で、英語も久しく使ってない。どうやら空港は、夜中閉鎖しているらしい。

いや〜、怖い!!

だから私は、マニラが最大の山場だと思っていました。
そう、一昨日までは……。

そして私は、ワクチンを接種していません

理由は特になく「打つ必要がないのであれば、打ちたくないなあ」と思っていたから。

海外も少しずつ規制が緩和され、陰性証明書や、数日の自宅待機で済むのなら、今回も大丈夫だろうと、諸々準備をしていました。

乗り換え先の、マニラでも、シンガポールでも「出国しないのであれば、ワクチン未接種でもトランジット可能」と書いてある。
よし、大丈夫!

とても快適だったマニラ

福岡からマニラへ到着。
陰性証明書を見せたら無事に通過できました。やったー!

トランジットのチケットを見せたら、可愛いCAさんが「空港は朝3時まで閉鎖してるから、ラウンジにおいで」と連れて行ってくれた部屋は、予想以上に豪華なラウンジ。

Wi-Fiも、電源もあるし、暖かい。

ラウンジのおばちゃんが、椅子を2つくっつけて「今夜のあなたのベッドはこれよ」と笑顔で用意してくれた。

(横になるとGのようなものが見えたが、見なかったふりをした。)

じゅうぶんな環境に感謝をして、最大の山場(このときまでは)を乗り越えたのでした。

そして起こった悲劇
IN シンガポール

翌朝、マニラから
シンガポールのチャンギ空港へ到着。

あとは、2時間でやっと目的地コタキナバルに着く!乗り換えだ!

と意気込み、とりあえず不安だったので、空港職員さんをつかまえて、乗り換え方法を相談することに。

<わたしの主張>
・乗り換えるために、荷物を受け取りたい
・ワクチン未接種なので、出国はしたくない

「イミグレーション(出国窓口)に行って、説明しておいで。」と言われ、いってみると、担当のお姉さんにもらった回答は以下。

<出国担当のお姉さん>
荷物の受け取り場所は、出国後にしか行けない。
でもあなたは、ワクチン未接種だから出国できない。

だから「Transfer C」に行って、航空会社内で、荷物を移送してもらってね。

Transfer Cとは、乗り換え窓口みたいなところ

空港のおばちゃんvsわたし

Transfer Cに到着すると、40-50代のおばさんたちが登場。

彼女らに相談すると

<Transferのおばさん>
とにかく出国しなさい
そうじゃないと、荷物は渡せない!の一点ばり。

ええええええ。そんなこと言われても、出国担当のお姉さんには、移送してもらえと言われたのに……。

語気も強く、早口で何を言ってるかあまりよく分からない……。ここにいても無理だと思い、違う出国窓口へ。

しかしやはり、同じことを言われる。
(出国できないから、Transferに行け)

わたしだとどうしようもないから、出国担当のお姉さんに、Transfer Cまで来てもらうことにしました。

おばさん達は、やっと調べてくれましたが、なぜか航空会社が違うと、荷物の移送はできないらしい。なぜ??

そして2時間近く、空港内をたらい回しされている……。

けっきょく、
GO BACK JAPAN


必死の抗議も虚しく

荷物を受け取りたいなら、日本行きの飛行機のチケットを買いなさい。
そしたら荷物を帰国する航空会社に移送してあげる。

そして極めつけに
GO BACK JAPAN!
と、何度も語気強めに言われました。こわい。

なぜ帰国なら航空会社間で移送できて、トランジットなら出来ないのか、よく意味がわからない……。LCCを選んでしまったからなのかしら……。

とか考えていたら、だんだん悲しくなってきた。

いい年したアラサーなのに、心細いし、英語もよく分からんし、空港のおばちゃん怖くて泣きそうだった。(本当は泣いた)

何回言っても無理だから、もう諦めて帰国しようとしたら、東京行きの直行便は、なんと約14万円……。(追い討ちショック)

結局、福岡→東京間の移動に、マニラとシンガポールをわざわざ経由したみたいな形になりました。

もともと片道5万円のチケットだったから、片道合計20万円の謎すぎる豪遊。(しかも寝た場所は、空港のラウンジの椅子)

そんなこんなで、その日(6月22日)23:55発 シンガポール→成田行きの飛行機に乗って、昨日の朝(6月23日)帰ってきました。

機内食以外で、唯一食べたごはんは
シンガポールの空港で食べたチャーハン。

エビがぷりぷりで美味しかった


しばらく落ち込んでどうしようも無かったけど、荷物は手元に戻ってきたし、強制帰国ってなかなか経験することもないし、まあ……人生のネタとしよう……と思い、今は開き直っています。

長々と出来事ベースで書いてしまったので、読みにくかったらごめんなさい。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

ワクチン打てば良かったじゃん、自業自得とか思われるかもしれませんが、できれば打ちたく無かったのでしょうがないです……。
(ワクチン至上主義、かなしみ。)

まとめ
・乗り換えは1回のほうがいい
・航空会社は変えない方がいい
・シンガポールは規則が厳しい
・マニラ空港には深夜ラウンジがある
・円安つらい


東京行きの飛行機にて

果たしてわたしは、マレーシアに行くことができるのでしょうか。

おわり

***追記(2022.1.9)
この後、心優しい横浜在住の友達に数日泊めていただき(本当にありがとう涙)、成田から無事、コタキナバルに到着しました!

ですが到着して2日後に、高熱が出て現地の国際病院へ。
解熱剤をもらってもなかなか熱が下がらず、元気になって検査をしてみたら、なんとコロナ陽性。
引きこもりからのマレーシアライフはスタートしたのでした(笑)

またマレーシアの思い出も投稿したいと思います!

(今度こそ)おわり

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