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血筋のせいでハメを外してお酒を飲めない話
ここだけの話、私は酔いつぶれたことがない。
お酒を大量に飲むことは過去も今もたまにあるが、自分でセーブをかけている。
なぜ、酔いつぶれたことがないのか?
酔いつぶれるのが怖いからだ。
なぜ、酔いつぶれるのが怖いのか?
それは、わたしの受け継がれた血筋のせいだ。
血筋、というと何だかカッコいい響きだけども、今から話すことは全然カッコよくもない。
だからみんな、心して聞いてほしい。
血筋① 父の悪酔い
うちの家系は、母がお酒が強い。
一方で、父はお酒が弱い。
父は、ガッシリした顔(四角形)と体型で、肌の色も黒く、家ではダンベルをあげていて、いかにもお酒に強そうなのに、だ。
くわえて、背は小さくずんぐりむっくりで、トマトが嫌いで、マヨネーズが好きなのに、だ。
健康に良いからと、黒ゴマペーストを毎朝スプーン1杯食べていて舌と唇がいつも真っ黒になっていた。
ジブリのキャラクターのまっくろくろすけならまだしも、大の大人である顔面の南半球が真っ黒なのは、見ていて不快だ。
※父の説明の後半部分は、まじで酒の強さと関係ありません。
しかし、この父が、酔っぱらうとやっかいなのだ。
まず、父はお酒を飲むとすぐ顔が赤くなる。
(可愛くも何ともない)
そして、上機嫌でヘラヘラと笑いながら、わたしや妹の体をくすぐってきたりと、家族にちょっかいをかけだす。
その後、サスペンスドラマのような大どんでん返しが起こる。
なんと、急に怒り出すのだ。
少しでも父の気にさわることがあれば、
酔って赤くなった顔が、怒りで更に赤くなる。
たぶんこれは言わなくて良いが、
実でいうと、熟している。
そう。
酔った時の父は、シンプルに情緒が怖すぎるのだ。
おそらく、富士急のジェットコースターよりも怖い。
まだ乗ったことないが。
血筋② おばの全裸癖feat.母
次のやっかいな血筋は、おばだ。
おばは酔っぱらうと裸になるクセがあるらしい。
大学生時代、酔っぱらって帰ってきては、服を脱いでそのまま布団で寝ていたのだそうだ。
下着だけで寝る、とかではない。
全裸だ。
もう一度言おう。
ZENRA なのだ。
言い換えると、すっぽんぽんだ。
更におばに加え、怖いニュースがわたしの耳に飛び込んできた。
なんと、母親もこの前、酔って裸になって寝たことがあると話してきたのだ。
、、、ダメじゃん。この家系。
酔ったら脱ぎますやん。
わたしの不安は、ほぼ確信に変わってしまった。
まとめ カンニング竹山のポテンシャル
これまで話したわたしの身内の酔いクセを踏まえて、万が一、だ。
父の急に怒りだす性質と、おばの服を脱ぐ性質が、わたしの酔いクセにミックスされてたらどうしよう?
怒りながら裸になる性質だったら、、、
わたしの中のDNA達が、騒ぎだしている。
終わりだ。
完全な、カンニング竹山ではないか。
エンタの神様で、怒りながら服を脱ぎ出して強制退場させられた、カンニング竹山ではないか。
公衆の面前で竹山化してしまったら、わたしの人生は終わってしまう。
一生、世間から後ろ指を指され、生きなければならない。
最悪のケースとして、SNSなどで拡散されてしまうかもしれない。
わたしはそんな世の中で、生きていくことができるのか?
そんな未来に恐怖を抱えながら、わたしは今日も生きる。
みんな。お酒は楽しく飲みましょう。