ジャンクフードその19(最終回)〜低カロリーチーズ
チーズの話はすでにしたのに、低カロリーチーズの話が別枠で設けられていて、本稿がジャンクフード連載話の最終回です
ZOEに限らず、わりとまともなダイエットプログラムでは、低脂肪とか低カロリーを謳っている食品は食べる価値は低い(ない)とされています。なぜならば、低脂肪や低カロリーを食品として実現するためには、何かを取り除いた分、別の何かを足すことによって「これではマズすぎて食べられない」というレベルから救い上げなければならず、なにを足すかというと澱粉質の多い何かとか、砂糖とか、乳化剤とか、あまり口にしないほうがいいようなもので補われることが多いからです
また、工場でなければできないレベルの加工が施されるのであれば、それは超加工食品とみなされます
ZOEはカロリー計算によるダイエットおよび超加工食品には反体制勢力ですから、チーズでもヨーグルトでも全脂肪を推奨です
ただし、元記事を読んでみると、それは「低カロリーチーズ」という商品を言っているのではなく、モッツァレラみたいな白くて「なんかカロリー低そう」みたいな割といい加減な基準で言っているようなので、私も市販の「低カロリーチーズ」に関することは割愛し(だって自分が食べないから興味もないし)白いソフトチーズの話にしようと思います
イタリア料理で定番のモッツァレラ
羊乳で作られるフェタ
大昔は羊臭さが苦手だったのに、ギリシアのケファロニア島でご当地のフェタを食べたらそのおいしさに目覚めた経緯があります😂
山羊乳のチーズ
チーズケーキの材料として定番のフィラデルフィア
ギリシアやトルコで焼きチーズとして食されるハルーミ
インドでカレーの具になるパニール
見た目は低脂肪っぽいですし、成熟を要する臭い系チーズと比べたら低脂肪とは言えるかもしれませんが、ZOE的には脂肪分と塩分の量を鑑みて、やはり体脂肪への影響は悪いということのようです