11月のまとめ
●今月作ったコード作品(p5.js)…………67
●今月見に行った展覧会
ルイーズ・ブルジョワ展(森美術館)
先月のまとめに書き忘れたこと
Adobe Creative CollegeのPremiere Proコースを修了しました。
6月から始まって、ちゃんと卒業制作も提出した。
しかーし、日々使ってないので恐ろしい勢いで忘れて行きます。
コードで作ったアニメーションをつなげたり二重にしたりしたいということで始まった受講なので、とりあえずその部分は忘れないようにしたい💦
それにしても、Creative Cloudを使っている人には色々な特典と便利すぎる機能が用意されていて、映像でもイラストでもデザインでも、豊富なテンプレートがあり、すでに出来上がっているものに自分の手持ちの写真を入れるだけだったり、AIに描かせたものに少し手を加えてオリジナルにしたり(はたしてオリジナルになるのかどうか)、Creativeの意味をここでも考えてしまう。
11月は(も)あっという間だった
毎年11月中旬から12月上旬にかけて、年内に仕上げて配布する印刷物を作ります。ケーキ屋さんがクリスマスに配る一枚もののカレンダーとか、某上場企業の広報誌の新年号とか、個人の年賀状のイラストとか。
いろんなことが前倒しになって、締切はキッチリ守らなければいけないのに原稿は遅くなってバタバタ、地獄の年末進行の始まり。
毎年この季節になるたびに、『そうだった、ナメていた』と思います。
その時期が来る前に庭の木を剪定したかったけど、そんなにはできず。
それでも元気に豊作の湘南ゴールド(まだゴールドではない)
コンピュータと人間と
なんの脈絡もなく、ある日気がついたこと。
コンピュータ側から見たら人間はノイズとランダムと計算ミスでできていて、到底理解し難い生物なのでは…?手を使ってフィジカルなものを作るのは偶然性と感覚的な判断の連続(特に私の場合は)
と、いうところで思い出した本がこれです。
この本は初版が2012年で文庫化もされているけど、帯にある「AI時代における」という言葉は、今となってはかなり意味合いが違うかも知れません。
11年前には今の状況は全く想像できなかったし。
AIはさらにさらに日々進んでいて、あらゆるところでAIと人間は親しく(なのか?)なっているように思います。
でもこの表紙の『AIとの対話が人間でいることの意味を教えてくれる』という言葉はさらに重みを増しているように私には思えるのです。
特にアートと関わるものとして、何かを参照する(検索したり、生成してもらう)のではない、個人の奥から出てきたものでしか作品を作る動機は生まれない気がするのです。
それすらも幻想かも知れないという考え方もあるかも知れないけど。その違いがわかるのがアーティストなのかもと思う今日この頃なのです。
だって、ルイーズ・ブルジョワはすごかった。あれだけのエネルギーが一個人から放出されるのを目の当たりにして、さらに強くそう思ったのでした。