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暑くて熱い夏でした

短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ(Future Ideations Camp)vol.2」振り返り

8/26-8/30、渋谷にあるCCBTにて行われた
https://ccbt.rekibun.or.jp/camp/setup/に参加しました。

成果展示入り口のサイネージ(解像度すごく低くしています)

大学生から最高齢の私まで、幅広い分野で活躍している方々と一緒に、
今最も知りたいと思える講義とハンズオン。その後のグループによる成果発表と、頭も体もフル稼働で頑張りました。
お金の概念、NFT、DAOと自分の中でまだ掴みきれていない事について膨大な量の情報に触れました。

成果発表に向けての制作は2日間で0から始めてインストールまで。
鬼の締切(笑)でしたが、とても楽しく作業できました。もう少し時間があればとも思いましたが、その緊迫感が良かったのかも知れません。

4日間の成果発表が終わったのが9/3。そこからこの振り返りを書くまで1週間以上。でも人によっては5日間のキャンプが終わった次の日にもうnoteに結構な長文を書いていて、若さとリアルタイム感とSNS時代のスピード感と!!と感嘆しました。

まあでも、自分のペースというものがあるし
もともとゆっくりなんだし
ちゃんと次の目標が見えてきてから書こうと思っていたのでした。

今回膨大な情報に触れて、その全てをちゃんと理解できていないとしても、DAOの民主的な新しいつながりや、目まぐるしく変化していくNFTの今後の展開を追っていけるくらいのベースは出来たかなと思っています。今の資本主義の煮詰まり具合を感じている身としては、今回学んだことは大きな希望だと思えるのです。

これからの作品について、今の時点で思うこと

① dailyな感じでX(Twitter)とInstagramにProcessingで作った作品をupする
  のを続ける。
   ・そのうち1つはstampのシリーズで、枠があると気軽にいろいろな
    効果を試したりできる、というエクササイズ的なもの。

動画ではストライプが動く


   ・もう1つは24節気72項を元に、日々感じる季節の移り変わりをリア
    リティを持って(ここ大切!)コードにすること。結局は自分の中
    から出てきたものしか表現できないということを実感しています。
    だいたい5日に1つずつ項が移っていくのでペースも作れる!

処暑/禾乃登

② フィジカルな作品とデジタルでジェネラティブな作品を繋いで行くこと
   作品を作る過程を公開しつつ展開するという、新たな試みを考えてい
   ます。
   昨年夏の選抜展の展示では30号くらいの変形キャンバスの中央に小さ
   いモニターを仕込んで、作品の制作過程をスライドショーにしたもの
   を展示しました。そう言えばこのとき出会ったアーティストの1人と
   初めてNFTについて色々語ったのでした。

2022 銀座ArtPointGalleryにて

   例えば、1つのピースとなるようなフィジカルな作品を、デジタルで
   加工し、コードによって変化させたものを、またフィジカルに描いて
   みる。そしてそれをまたデジタルで加工してみる…エンドレスな展開
   に少しうっとりする自分がいます。(変態か、との声あり 笑)

この2つの計画が、今はまだ自分個人の作品として作られていくけれども、途中で誰かの手を借りたり、何か少し社会的な方向性と繋がって、また新たな方向性が見えるような未来があると良いなと思っています。少しそういう予感があります。

最後に今回のキャンプに参加できて本当に良かったと思っています。今までこんなに手厚くサポートされたことはないです。もっと貪欲に自分からいろいろな情報を取りにいく余裕があればさらに良かったとは思いますが、それも自分のペース。ゆっくり熟成するタイプなので今後に期待してください。

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