子の大火傷から学んだこと②
こんにちは
主婦です
ひとつまえの記事の続き
結局娘の手は自然には治らなかった
指が引っ付いたまま
グーの状態でくっついてしまい
指を切り離す手術
固まってしまった皮膚をとり
そこに他の部位から
皮膚を移植する手術が必要になった
事故から7ヶ月後
大きな病院で手術をすることになった
そこでの経験も
とても学びが大きかった
まず
子どもが小さいと
親は付き添い入院することになり
それがとんでもなく大変ということ
大部屋だと
プライバシーなんてゼロだし
冷蔵庫がないところもある
テレビが有料のところもある
親の分の食事は用意がないので
毎日毎食売店
でも娘は置いて行けない
看護師さんはバタバタと忙しそう
娘がお昼寝をしている間に
猛ダッシュして
昼と夜の分を買ったりしてた
ベッドも狭いのだけど
そこに娘と2人
ずーーーーーーーーーーーーーーーっと
1日で限界を感じて
もう1台ベッドを借りたけど
個室が空いたら
移動したけど
本当に本当に大変だった
子どもが入院して
大変だった〜なんて話は
それまでもよく聞いていたけど
実際に自分が体験してみると
「大変だった」では済まされない
壮絶な期間だった
手術前も、手術後も
娘の手の形が
普通の子と違うから
ん?って顔をされたり
聞かれたりした
この頃わたしは
人に火傷のことを
言いたい日と言いたくない日があった
この人には言いたくない、とかも
あったのかもしれない
聞いてきてくれる人の中にも
いろんな人がいた
本当に心配して
聞いてくれる人と
あーこれは自分の興味関心を
満たしたいからだろうな、って人
人ってそもそも
自分のことを話すのが好きだから
火傷のことを話したい人には
自分から話してた
わたしから話さないってことは
今話したくないってこと
ただそれだけなのに
グイグイ聞かれてしまった日は
泣きながら帰ったりした
同じ言葉で
「手、どうしたの?」
「手術どうだった?」
と聞かれても
わたしのコンディションや
相手の気持ちが透けて見えてしまうことによって
全く違う感情になったりした
それからわたしは
人に何かを聞くときは
気をつけるようにしてる
夫婦関係を相談されて
もう離婚したいかも。と言われて
2時間相談を受けた後
全く連絡がなくても
待つようにしてる
話したかったら
話してくれるはず
気にならないか?と言われたら
大丈夫かな?とは思うけど
彼女の選択が
自分の人生には全く関係ないから
グイグイその後を聞くことは
もうないかな
ただの興味で質問したり
聞くことが人を傷つけてしまうんだな
と知ったから
きっとこれまでの人生
やらかしてきてるんだよなぁと
申し訳ない気持ちと共に
これからは気をつけよう、と思った
また長くなっちゃった!
次で最後かな!
終わり
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