話す言葉と書く言葉と。
ここ最近、自分の考えをまとめることや
感想を簡潔に伝えることを認められて、
はて
そうなんだろうか と考える機会をもった
書くこと、は昔から好きで
日記や手紙やブログはよく書いていたけれど
(写真や絵文字が使えるデコログが大好きだった〜)
人前で発表することに抵抗がなくなったのは
いつからだろう、大人になってからかな??
幼少期は恥ずかしがり屋で
人前で発表なんてとんでもない
小さな声でもそもそ喋っていた
たぶんそんな私を見かねてか
小学校の時、私は祖父に特訓されていたのを思い出した
長年、数学の教師をしていた祖父に祖父の家で
わたしは小学校の頃から算数を習っていた
そして、学校の宿題を見せる前に
今日一日あったことを一分間で伝えるよう
一分間スピーチをさせられていたのだ(週二回)
たぶん、ものすごく嫌だったのだろう
16:30から始まる祖父との一対一の勉強+
スピーチが苦痛で16:20には「何を喋ろう、、」
と母に相談していたのを覚えている
ストップウォッチで正確に測られながら
今日の出来事をなんとかまとめ
発表できたら次は、地獄の授業が待っている
祖父はそれはもう、ものすごく怖かった
とにかく声が大きく怒鳴られるのが嫌だったし
「こんなのも分からへんのかー!」
「手を動かして考えるんやー!」と
目の前で叱られて
涙と鼻水が垂れそうになりながら😅
なんとか必死に食らいついていた
それでも、そんな祖父との時間を自らやめよう
と思わなかったのはきっと“愛情”が時折感じられたからだろう
高校生になってからも
「ここ分からへんのやー」と聞きに行き
教えてもらっていたのは今ではいい思い出だ
そんなこんなで
小学校の時の一分間スピーチの頑張りが
今の私には生かされているのかもしれない
そんな祖父は今年96歳を迎える
まだまだ祖母と共に仲良く元気で
今は怖い姿は思い出せないほど穏やかになっている
いつかぽっくり言ってしまうまでに
今までの感謝の気持ちを伝えたい
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