スリランカ応援イベント
12月、スリランカで日本へ行きたい人を支援している日本語の先生、ちほみ先生と野菜ソムリエでコラボ応援イベントを行いました!
最初、野菜ソムリエコミュニティという場所で、このような支援イベントをすることは初めての試みだったので、まずは、母体の役員の皆さまにお伺いを立てて(つまり、確認と同意をもらうこと)から始まりました。
スリランカの経済破綻のニュースはとても衝撃的でした。
私は、学生時代からNGOでボランティアしていたり、フェアトレードイベントに主催側でも関わっていた経験があったため、いつも日本語教師仲間でお世話になっているちほみ先生とも割と早めに話がまとまり、開催しようとなった次第です。
ちほみ先生とはたくさんこの件でお話ししました。
それもよき思い出。
メインスピーカーはスリランカ人のスーさんなので、私はマネジメント人間としてあまりマイクロマネジメントはしたくないので、お願いすべきところはお願いして、細部は委ねました。
通訳はメンバーの新井さんにお願いし、私はファシリテーターを務めました。
イベント概要はこんな感じ。
日時
12月18日(日)19:00-20:30 その後交流会あり。
趣旨
・スリランカ応援。スリランカの経済事情を伝える
・できることで応援をしたい
・野菜ソムリエである私たちが国際貢献できること
目的
・スリランカと日本の関係を知る
・スリランカの現状を知る
・スリランカの国と食文化を知る(野菜・果物・調味料・ハーブ・スパイス・調理法)
・スーさんと参加者の交流
・イベント参加費の一部をスリランカの活動に寄付をする
対象
野菜ソムリエさんや周りで関心がある方
スピーカー
Su Elpitiyaさん(スーさん)
スリランカ在住。システム分析・システムデザイナー
日本への留学を希望する学生のための学校を作るために仕組みを構築。学生を日本に送り出す活動をしている。
共田ちほみさん
日本語学校を設立するミッションでスーさんと共に4月からスリランカで学校設立と日本語教育事業・送り出しサポートに従事。
最初に、導入として、メンバーのともえさんから日本とスリランカの歴史的繋がりをお話ししていただきました。
日本の敗戦後、日本はアメリカ、イギリス、ソ連、中国によって4分割に統治される予定でしたが、当時のジャヤワルダナ大統領が演説で戦勝国に対し訴えたことから、分割をされずに済んだというお話です。
スリランカと聞くとアーユルヴェーダや観光地などの印象が強いかもしれませんが、このように国と国の関係を知ったうえでイベントを開催すること、また、導入で知っていただくことは、改めてとても意義深いことだと感じています。
そして、ちほみ先生がなぜスリランカで活動しているのか、これからどんな活動をされるのか、最初と最後にお話いただきました。
ちほみ先生のスリランカライフについてはこちらをご覧ください。
今後の活動を引き続き応援しています!
スーさんからはマンゴー、ココナッツ、スターフルーツ、ドラゴンフルーツといったスーパーに並んでいる有名どころから、ジャックフルーツをはじめ、たくさんの南国フルーツや野菜、スパイスなど35分たくさんお話ししていただきました。
(新井さん、通訳助かりました!)
※写真がなくてすみません…
終了後は、残れる方で交流し、スーさんに質問に答えていただきました。
以下、アンケートをちょっとご紹介します。
どのようなお話が興味深かったですか?
・スリランカでの食の考え方
・スーさんの現地の食材の紹介
・スリランカの栄養価が豊富な食材について。
・スパイスの話
・ウッドアップル、ジャックフルーツ、パラミツ、アノーダ?、、、日本では見たこともないよいな果物、スパイスの数々、鰹節のルーツがスリランカかも?という話も興味深かったです。また、歴史も好きなので戦後世界で一番早く外交を結んだ国がスリランカだったという話も。
・スパイスの風味が良い話
・スリランカと日本の関係とスリランカの豊かなスパイスとフルーツ
本日のご感想をお聞かせください。
・他の国の文化をしれて楽しかったです。
・いろんな角度から一つの国を見ることで、食や食材(野菜だけじゃなく)を考えることが出来て、興味が深まりました。
現在のスリランカの状況を心配していましたが、このようなイベントを通じて実際の状況を知ることや少しですが援助に繋がることができて有意義な時間でした。
・大変勉強になりました。
・私にとってスリランカといえば「紅茶」ぐらいしか知識がなかったのですが、イベントを通じてスリランカの暮らしや食を知ることができ、ますます興味がわいてきました。たくさんのフルーツやスパイスの写真が説明され、とてもわかりやすかったです。
・スリランカ産の良質なスパイスがどこで買えるのか気になりました
・初参加でした。スリランカの空気感が伝わってきて想像以上に「インターナショナル」で素敵なイベントでした。スリランカを身近に感じることができイベント参加後スリランカの紅茶だとわかると嬉しくなりました。今後のインターナショナル部の活動がとても楽しみです。
イベント前は、なんだか仕事と通ってた学校と、運営業務が立て込んでてこの上なくまさに髪を振り乱しているような感じの12月で完全に余裕なかったのですが、終わってみれば、全て学びで楽しかったな〜と感慨深いです。
これからも、私たちができること、持続的な応援の形を考えながらまた関わっていく予定です。
スーさん、ちほみ先生、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
そして、背景画像を作成してくれたさなちゃん、通訳の新井さん、サポートしてくれたメンバーの皆さん(誰か忘れてないかな…)、私を労って優しいお声がけしてくださった方や連れ出してくださった方、応援メッセージをくださった方、たくさんたくさん、イベント開催に際して励みになりました!!
皆さまのおかげでイベントは成功しました。
心より感謝申し上げます。
ස්තුතියි(Stuti シンハラ語でありがとうございました!)
余談ですが
このイベント前は意識しているからかスリランカ料理が目に入ったり、スリランカレストランにも個別にメンバーと行きました♪
ともえさんに連れてっていただいたタップロボーン
そして、共同立ち上げ人、直美さんに教えていただいたセイロンドロップ(御茶ノ水)
これからスリランカ料理店巡りもいいなぁと新しい楽しみもできました。
人と人の繋がり、これからも大事にして過ごしていきたいです。