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糸の本数(ミコ数)の不統一時についての提案

今回は、帯締めや同じ糸(一色で組む)場合には関係の無い内容に成ります。

私は[創作]組み紐として、普段使い出来る紐を組むので、一玉に着ける糸の本数(ミコ数)に影響が結構出ます。

また、組み紐を組まなくなった方から糸を譲って貰う事が多いので、所持している糸の製作元が一定では有りません。

元々、組み紐用の糸の販売元でも、お教室でも基本は16玉用(42ミコ)・24玉用(28ミコ)が多いと思います。
※その他、長尺・ラメ糸・32玉用かな?というものもあります。ので、譲って頂く際や、お譲りを検討のされている方は参考までに…。

しかし、実際必ずしも16玉用が42ミコ・24玉用が28ミコとは限りません(経験上)

特に、帯締めで始末に房を作るのには同じ糸が必要なので、元々始末用に引き抜く糸を多く用意されているのかもしれません。

今回組むのに用意した糸は、24玉用の2色ですが、一方は、27ミコしかなく、もう一方は30ミコ有りました。

半分の長さにして、半持ちの太さで組むので
1玉13ミコと14ミコが各2玉
1玉15ミコが各4玉
13ミコ(2つ)と15(4つ)の微々たるものですが、組み方によっては柄に影響が出ます。

そこで、そんな時に私が実践している方法の一つを今回をご紹介します。

前置きが長く成りましたが、今回の場合は
30ミコの糸から、始末用に1本抜き(29ミコ)、もう1本は13ミコの玉に追加(28ミコ)しました。

結果全て一玉14ミコになりました。

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1ミコとは言え、違う色が入ると柄に変化が出て仕上りが、普通に2色で組んだ時とか違う雰囲気になって、私は好きです。

また、始末用に抜いた糸が溜まったら、それをまとめて、一持ちとして変わり糸の様に使用してみたいと、密かに考えています。

[創作]に挑戦したい方の参考に成れれば幸いです。

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組み紐物語
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