不動産屋としての日々の仕事と空家問題
知られていないことはないのと同じ。
知ってもうらために毎日ここでnoteを書いている。
本当はnoteだけではなく、全てのSNSをした方がいいのだけれどそんな時間はないので書き溜めておけるnoteに今は注力している。
不動産屋の仕事
私のお店(不動産屋)は、路面店と言い道路に面したお店だ。
だから、予約関係なくお客様は突然来店される。
路面店とはそういうもの。
そのため、どんな相談内容なのか?は聞いてみなくちゃ分からない。
「家を探しているのか?それともアパートのオーナーなのか?土地を探しているのか?土地を売りたいと思っているのか?etc・・・・」
その中でも最近増えたのは、不動産投資をしている投資家さん。
「今から始めようと思っているんです」
そういう人が増えたように思う。
そういう投資家さんは、自分の生活圏内で探す人が多い。だから、関東や遠方からも問い合わせがあるんですよーという話をするとびっくりされる。
「自分が住む家を探す人と不動産投資をする家を探す人」
最近は、この二択になっている。
不動産屋として最初に聞くのは、「ご自分がお住まいになるお家をお探しですか?それとも不動産投資をお考えですか?」
以前は電話で「お家を見たいんですけど」と言われ、現地待ち合わせをする時、そこまで事前に聞いてはいけないんじゃないだろうかと勝手に思っていた。
が、そんなことは全くなく、投資家さんは情報を色々知りたい人が多いので、その質問をすると普通に答えてくれるし、「他にもありませんか?」と必ず聞かれる。
最近、中古の買取をしてリフォーム済みの家が以前より売るのが難しくなったという話を聞いた。
そして、そういう買取業者と不動産投資家との間で家を買う競争もあるらしい。
そういう時代なんだ。
不動産投資家は、賃貸目的。
買取業者は、リフォーム再販なので売買目的。
同じ不動産でも目的が全く違う。
空家問題を考える
それでも空家はいっぱいある。「あの空家、どうするんですかねえ~?」と投資家さんは言う。「あの空家、売ってくれればいいのに。」と。
売りたい値段と買いたい値段が合えば、話はまとまるかもしれないけれど、そういう場合、話はうまくまとまらないことが多い。
そして、価格だけでなく「売りたいけど売れない」理由も結構多い。
相続で揉めている。
自分の土地がどこからどこまでか分からない。
相続で揉めていたら、売りたくても売れない。
自分の土地がどこからどこまでか分からない。これは、土地の確定測量にお金がかかる。
などなど、色々な理由で「空家はある。でも、売れない」のだ。
kindle本の紹介
不動産工房ゆくはしが出版していうさぎ親父のキンドル本がこちらです
「不動産屋になろう」
この本は、
不動産屋になりたい人、不動産屋ってどんな仕事をするんだろう?と思ってる人、
宅建士の資格や不動産業に興味のある人、不動産投資家で自分で不動産を調べたい人向けに、マンガと文字で分かりやすく書いた本です。
「不動産屋は個人?それとも法人?」から始まり、「どの協会にしたらいい?」「どこで開業するべき?」
「物件調査って何?」「公図って何のこと?」「家の調査ってどんな道具を使うの?」「境界って何?」などなど、
不動産屋の仕事が詳しく分かる本です。
新規開業した人、業界経験がなく、新規で不動産業を開業する人、また、不動産投資家の人、家の購入を考えている人など幅広いジャンルの方から読まれています。
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