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次の時代のスロットゲームセンター REROAD【前編】

はい、前回【幕前】として、パチンコ・パチスロゲームセンターへのお気持ちや、REROADさんへのファーストインプレッションなどを綴ったわけですが、いよいよ本編。

REROADさんの代表(以下Rさんとします)の方の、インタビューとなります。



▼自分が楽しめる空間を作りたかったんですよ


今回はありがとうございます、よろしくお願います。

R:こちらこそよろしくお願いします。


早速、色々とお伺いしたいんですが…。失礼ですが、すごくお若く見えますね。

R:えぇ、よく言われます(笑)。20代とか。


ちなみに、おいくつなんです?

R:30代ですね。一緒に働いてくれている仲間もみんな同世代です。


なるほどです。それでは、パチスロとの出会いは5号機から?

R:そうですね。大学に入ってすぐ、18歳の時に。周りがけっこうみんな打ってたんですよ。それで自然と…ですね。期待値とか、所謂【勝つ】打ち方を最初から教えてもらってのスタートだったので、遊びで打つって感覚は無かったですね。


その後はずっと打ってきたんでしょうか?

R:いえ、その頃は割とすぐやめちゃったんですよね。2〜3年かな?バジリスクの絆とか出始めた頃。プライベートが忙しくなってきて。で、そのまま10年くらいは、ほとんどパチンコ屋さんには、足を踏み入れてなかったですね。


やめていた期間は、打ちたくならなかった?

R:打ちたくないというか。期間が空いちゃうと、台のことが分からなくなっちゃうじゃないですか(笑)。改めて情報仕入れてわざわざ…とするほどには、時間がなかったので。


確かに(笑)。

R:で、まぁ10年くらいやめてたんですけど。ある時、友人にスロットゲームセンターに誘われまして。そこで遊んでたら、「あぁ、やっぱりスロットおもしろいなぁ」と。


なるほど。

R:それで、遊びながら「こういうの、自分でもやってみたいなぁ」って。


そんな勢いで?(笑)

R:えぇ(笑)。そんな軽いノリでやろうって決めたんです。大それた理由とか目的とか、実はあまり考えてなくて。自分たちの遊べる場が欲しかった。ただそれだけなんですよ。


▼知らないものを調べながら打つ方が楽しいなって


なるほど、分かります。それが、今のお店のラインナップにも反映されてるわけですね。

R:そうですね。4号機とか、打ってないから分からないんですよ(苦笑)。なので5号機からになってます。


6号機やスマスロに関してはどんな理由で?

R:これは自分が新しいもの好きだからですね。すごく好きだった台を懐かしいなって打っても、すぐに飽きちゃうんですよ(笑)。一通り全部知って打ってたので。


あぁ、なるほど。

R:それよりは、例えば打つのをやめた時期に人気だったバジ絆みたいなものや、今ホールにある新しい台をあれこれ調べながら打つ方が、楽しいし嬉しいなと。そう思って置いているところはあります。



▼今の機械って解析が出ないじゃないですか

事前にお伝えもしていたんですが、既存のスロットゲームセンターと比べて、現役で稼働している機種のラインナップが豊富ですよね。

投資リスクや知らない台を触ることを敬遠する気持ちから打つのを躊躇っている人や、Rさんのように一度やめていたという人が、今のホールに足を運ぶ前段階、練習の場としての側面もあるように感じたのですが、それについてはどう思われますか?

R:そうですね。さっきも言った通り、大それた目的や意図を持ってやっているわけではないんですが、そういう側面はあると思います。

R:今の機械って、解析が出ないじゃないですか。もちろん、メーカーさんからの公式発表で、数値やトータルの当選確率なんかは見せてくれるんですけど。


そうですね。

R:でも、実際打ち込んでみると、違うんですよね。いや、違うというと語弊はあるか…。トータルで均せばその数値に落ち着くんだけど、その振り分けが一部に偏っていたりとか。


というと?

R:分かりやすいところで言えば、シンフォギア。皆さん知ってるとは思いますけど、設定差のあるところって結局エクスドライブの引き戻し込みの部分がメインで、通常時は1も6も実はたいして変わらないですよね。
だから、出玉はもちろん6の方が伸びやすいんだけれど、通常時のしんどさは変わらないから(苦笑)。

確かにですね(苦笑)。

R:そういう目に見えない部分を確かめたり検証するには、いいと思います。


マイナー台やホールではいまいち人気が出なかった台が、一定数設置されている理由も?

R:そうですね。値段の問題も、もちろんあるんですけど(笑)。6を打ったら見方が変わるというのは、あると思います。例えば今ウチにあるものだとSAOとかD4DJとか。6は本当におもしろいと思いますからね。


おもしろさを知ると、設定狙いの精度もモチベーションも上がりますものね。

R:本当にそうだと思います。


▼50〜60代の人も来てくださって


客層についてお伺いしても?

R:はい。ボリューム層としては、20〜30代の方になりますかね。


やはりラインナップがその層に響きますよね。

R:そうですね。自分たちが楽しめる場ということで、世代が近い人にはそうなんだろうなと。


それより上の世代はどうですか?

R:ボリューム層は確かにその辺りなんですが、それ以外の40〜60代の方も多くいらっしゃってくれてますよ。


60代!?失礼ですが意外ですね。

R:スマスロとか今の台とか、ふらっと来てくれて触っていかれますよ。それこそ、ホールで打つ前に…とか、打ち方や挙動の確認されているんだと思います。


僕なんかより、よっぽど勉強熱心だ(笑)。

R:(笑)。


▼人気台でも意外と空き台になってたりするんですよ


稼働傾向としては、やはり6号機やスマスロが人気なのでしょうか?

R:そうですね。そうなるんでしょうか。


お店のX(Twitter)で出されているランキングの上位にも、スマスロが高頻度で載っていますよね。

R:えぇ、そうですね。台のポテンシャル・機械割では、5号機の方が上ではあるんですけれど。瞬発力や稼働率で、その辺の台はランク入りしているんだと思います。


台の予約システムがありますが、それもやはり?

R:いえ、そこに関しては特段スマスロに集中しているってわけでもないんですよ。並びで友人と打ちたいから…とか、そういう理由で5号機へのご指名も多くあります。


あぁ、なるほどです。

R:予約してくださった方も、終日打ち切るということもそうありませんし。週末はやはり多くの方が来てくださるんですけれど、そんな時でも意外と回転率は良かったりしますよ。


人気台の空き台アナウンス、Xでされたりしていますものね(笑)。

R:えぇ(笑)。皆さん、「どうせ空いてないだろ…」と諦めずに、ぜひいらしてください(笑)。




はい、【前編】は以上となります。

開店に至った経緯やラインナップの理由、実際のお店の稼働傾向など、気になっていた方もいると思うのですが、いかがだったでしょうか?


次回【後編】は、

  • 入れ替えや機種選定

  • 開店の苦労話

  • 今後の展望

などについて伺った話を、綴っていく予定です。
次回もよろしくお願いします!

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