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次の時代のスロットゲームセンター REROAD池袋【幕前】

◉はじめに

パチンコ・スロットゲームセンターと聞いて、皆さんはどんなものを想像するでしょうか?

タンポポさんや神田センターさんのような、昔の様子まで再現したレトロ空間を想像しますか?ゲームセンター=ギャンブル要素がないことで、時間の無駄と答える方もいるでしょう。

僕は、

  • 昔の台を懐かしむ、ノスタルジーに浸る場所

  • 遊技機として純粋にパチンコスロットを愛でる場所

といった印象があります。

ただ、パチンコ・パチスロのゲームセンターというもの自体に馴染みがないからよくわからない…という方も多くいると思います。

そこで、まずはパチンコ・パチスロゲームセンターとは何ぞや?というところから始めようかと思います。


▼パチンコ・パチスロのゲームセンターとは

ゲームセンターということで、一般的なゲームセンターのイメージの方も一定数いると思います。

クレーンゲームのように1プレイにつき100円とか、メダルゲームのようなものとか。

メダルゲームエリアの一角にパチンコ・パチスロを設置してあるお店もあるので、そういう感じ?と思う方もいますよね。


でも残念ながら違います。


イメージとしては、普通のパチンコ屋さんそのまま。そして、定額(時間幾らや〇〇円で終日)で遊び放題というのが一般的なのかなと。

ラインナップはお店によりますが、総じて様々な理由からホールではもう打つことは叶わない機械を取り揃えてお迎えしてくれます。

今ではホールで遊ぶことができない機械を、ギャンブルの要素を抜いた環境で、遊技機としてフラットに楽しめる素敵な場所。

どうしてもギャンブルの側面にスポットが当たりがちですが、それ抜きにしても他にはないパチンコ・パチスロだからこそって独自の楽しさがありますからね。

しかし、それはあくまで懐古的な楽しみで留まってしまっていることに、以前からもどかしさも感じていました。


▼閉じた世界

もどかしさ…としましたが、突っ込んで書くと

今に繋がらない
そこで完結した閉じた世界

ということです。

当時の雰囲気が蘇る
栄枯盛衰
あの頃の楽しさを

昭和レトロ平成レトロと言えばいいんでしょうかね。空間ごとタイムスリップさせて、非現実感を演出する。

その没入感を生むのに、【今】のものを取り入れ混ぜ込むことは、むしろノイズになるかもしれません。

トータルでの空間演出、エンタメとしてはとても正しいし、それはそれでとても楽しいのは確かです。



でも、そこで立ち止まったままでは先がない。
そうも思うのです。


▼今に繋がる環境を…

先がないというのは、今それを楽しんでいる人たちに対してではなくて、スロットゲームセンターとして客数のパイが…という話です。

それは客層のターゲットの話だと言われてしまえば、口を挟んではいけないことのかもしれません。

しかし、今はまだ4号機以前の機械目当てに客数を見込めたとしても、そのラインナップに依存するならいずれ一種ミュージアム的な形にならざるを得ないですよね。

もちろん、5号機や6号機をラインナップに加えているお店はたくさんあります。流石に何も考えず漫然と昔の機械を並べているだけなんてところはないでしょう。

客層の世代交代・世代交流が緩やかになされているのは理解できる。

でも、ひと押し足りない。
なぜ、今の機械を置かない?

温故知新をするにしても、【新】が無ければ双方の理解は進みません。

今の世代が最前線で触っているものを取り入れてこそ、新規客層という意味でも、ひいてはぱちんこ産業へのフィードバック(これは相互に)という意味でも…じゃないのか?と思うのです。


▼次に繋がる可能性

そんな中、11/9にとあるスロットゲームセンターが池袋にて開業されました。

そのお店とは、

REROAD(https://x.com/reloadikebukuro)さんです。

5号機・6号機、そしてスマスロで構成されたラインナップ。Xで連日アップされるランキングには、高稼働しているのだろうと推測できるスマスロ機種の名がズラリ。

既存のお店とは、コンセプトからして違うように感じました。

僕が思い描いていたスロットゲームセンターは、ここじゃないのか?noteで書く初めてのインタビュー記事は、ここしか無いだろっ!?


と、慣れないことにオタオタしつつ、アポイントを取ると……。


◉まとめ

はい、長い長い前振りにお付き合いいただきありがとうございました。

さて。

REROADさんにご連絡しましたところ、ありがたいことに代表の方からご快諾いただき、お話を伺わせてもらうことができました。しかも予定時間を大幅に超えて。

感謝に耐えません。
この場を借りて改めて御礼を。


で、ですよ。


本当にたくさんお話いただき、まとめるには1記事では長くなり過ぎてしまいます。

ですので皆さんには、2つか3つに記事を分けてお伝えしたいなと。そして読んでくださった方は、ぜひ足を運んでその良さを体験として味わって欲しいなと。

そう思います。


  • ラインナップの意図とは?

  • 客層や稼働傾向は?

  • ホールとスロゲーセン、双方の架け橋となり得るのか?

  • 遊技人口回復の鍵?

などなど。次回からが本編です。

近日中に更新しますので、最後までお付き合いよろしくお願いします!

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