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今こそ教職員組合だ、いや、それでいいのか?

秋深くなりましたが、まだあたたかい日々が続いていますね。

さて、ここのところ、教職員の待遇を巡る動きが急になっています。
残業代を出すのか出さないのか。
手当はどうするのか。

一旦、思ったのですよ。
今こそ、教職員組合だと。

教職員組合は教職員の集まりで、働き方や待遇や学校のやり方を行政と交渉したり、教職員のイベントをしたりするんですね。

で、教職員の待遇を巡る動きが盛んになっている今こそ、教職員組合が現場の先生方の意見を行政や政治に届けるべきだと、「一旦は」思ったんですね。

でも、その後思いを変えたんです。

たしかに今、教職員組合は声を上げる必要がある。
人員増、業務削減、子どものためにより良い授業ができる準備時間と生活時間を取り戻すため、現場の声を上げる必要がある。

でもね、今だけ教職員組合が活動しても、どうもなんです。
教職員組合の声が力を持つためには、一人でも多くの先生が教職員組合に加入している必要がある。
現状、特に新採用の先生の加入率が低いですが、もっと多くの先生が教職員組合に入る、教職員組合に入ってもらう必要がある。
そのためには、普段から職場で、教職員組合の姿が見える必要がある。意見を言う、現場の声を届ける。

教職員組合には力があります。
行政・管理職と交渉できるのは教職員組合だからこそです。
そこで現場の声を、子どもたちを想う声を届けられます。

少しでも多くの方の、教職員組合加入をお待ちしています。


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