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キャリコン理論シリーズ①RIASEC診断ツールを試してみました
今日の英語キャリアロールプレイ勉強会で、興味深いツールとして紹介された「RIASEC」の診断ツールを試してみました。RIASECとは、心理学者ホランド(John L. Holland)が提唱したキャリア適性理論を基にしたフレームワークで、人の職業的興味を6つのタイプに分類するものです。これにより、自分の性格や興味がどのような仕事に適しているのかを知ることができます。
診断の結果は六角形のグラフで表示されます。この六角形は、6つのタイプ(Realistic 現実的、Investigative 研究的、Artistic 芸術的、Social 社会的、Enterprising 企業的、Conventional 慣習的)のバランスを表しており、各タイプの数値が可視化される仕組みです。
自分の診断結果を振り返って
私の結果は、予想通りかなり偏りがありました。特に「慣習的(Conventional)」のスコアがほぼゼロに近いのは、正直なところ想定内でした。慣習的とは、ルールや規則を守ることを好み、組織的で正確な作業を得意とするタイプですが、私自身、型にはまった作業やルーチンワークがあまり得意ではありません。そのため、今回の診断結果にも驚きはありませんでした。
一方で、他のタイプのスコアには大きな偏りが見られ、特に「研究的(Investigative)」や「芸術的(Artistic)」が高かったのが印象的でした。新しいことを調べたり、クリエイティブな作業を楽しむ自分の性格が反映されていると感じました。こうした結果を見ると、「やっぱり自分はこういうタイプなんだな」と再確認できるだけでなく、自分の強みを改めて知る良い機会になりますね。
RIASEC診断の活用方法
この診断の良いところは、自分の興味や性格がどのような職業に向いているのかを知る手助けになる点です。たとえば、「芸術的」のスコアが高い人は、デザインや音楽、執筆などのクリエイティブな分野に適性があるかもしれません。一方、「企業的(Enterprising)」のスコアが高ければ、営業や起業といった、人を動かす仕事が向いている可能性があります。
私自身も、今回の結果を基に「これからどんなキャリアを目指したいか」を少し考えてみました。日々の生活の中で、どうしても自分の興味や得意なことに目を向ける時間は少なくなりがちです。そんな中で、この診断ツールのように視覚的に自分を客観視できるものはとても役立ちます。
皆さんもぜひお試しを!
RIASEC診断ツールは、簡単な質問に答えるだけで自分の興味や職業適性を知ることができます。就職活動中の方はもちろん、自分のキャリアや趣味に迷っている方にもおすすめです。
診断結果がどう出るかは人それぞれですが、「これって本当に自分?」と思う部分や、「ああ、やっぱりそうなんだ」と納得する部分がきっとあるはずです。気軽に楽しみながら、自分についての新たな発見をしてみてください!