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アメリカの学校の教室って面白い

子供たちの学校が始まって2週間位が経ったわけですが、大体どこの学校もバックトゥースクールナイトと言って、学校の最初に保護者に対してオリエンテーション的なものがある。

今回は2年ぶりに対面でおこなわれたわけだけど、アメリカの小学校の教室って、しみじみ面白い。

アメリカの学校の教室は先生の個性が表れる空間。息子の教室はハリーポッター一色

建物自体は変哲もないいわゆるアメリカの学校。
表紙の写真は息子の学校の教室が並んでいる建物だけど平屋のよくある教室。

ところが教室内に一歩入ると事情が異なる。
先生の自由度が高いというか、先生のカラーがよく表れる。

特に息子のクラス。
先生が個性的で、その趣味が色濃く反映されてる。

先生の趣味???


そう。
それはハリーポッターが大好き

息子は大好きなので、喜んでる。
私も好きなのでちょっとうれしい。

まず教室の隅にあるハリーポッターコーナー

教室の隅にあるハリーポッターコーナー


この教室の隅にあるハリーポッターコーナー。
テントがある。
グリフィンドール。

その後ろの壁には、それぞれの寮のタペストリーがある。さらにファイアボルト(ハリーポッターのほうき)まである。

これはハリーポッター好きにはたまらない。

フクロウとかのぬいぐるみ。壁にはハリーポッターの本の表紙やら。


その横には、ハリーポッターに関連するクッションやらがおかれてるコーナーがある。

このコーナーは本を読む時とか自由に使っていいらしい。
先程のテントは週に1回、その週の褒められた人がご褒美的に入れるとか。

空を飛ぶフクロウたち

教室の図書コーナーにはもちろんハリーポッターの本がたくさん。
我が子を始め、この年齢の子どもたちのほとんどはハリポタ好きなのでみんな大喜び。

それにしても教室のこの自由度の高さ。
楽しい。

バックトゥースクールナイトって何するの?

ところで2年ぶりのバックトゥースクールナイト。
何をするかというかというと、要は先生による保護者に対する1年間のオリエンテーションみたいなものだ。

1年間の学習で何をするか。
どういったことに気をつけてやっていくか。

などなど。
まあ、こういうところは日米共通か。

子供の席に到着すると、息子から親への手紙が置いてあった。

息子が親に向けて書いた手紙

読んでみるとこんなことが書いてあった。

マミーとダディへ。
バックトゥースクールナイトに来てくれてありがとう。知ってるように4年生になりました。3年生の時と担任の先生以外で違うのはもっとクラスメイトがいること、それから体育の先生がいること、5年生や他のクラスと一緒に食べることです。今は僕はラムリッチやブリン、スーの近くに座ってます。
 4年生で気に入ってることはチケットシステム(良いことをしたらチケット貰える仕組み)です。楽しみにしているのはウォーカーソンです。
 僕への返事を裏に書いてね。
それでは家でまた。

バックトゥースクールナイトで学校の様子もわかるし、1年間の始まりとしてとてもよい。

学校の先生とのコミュニケーションでは、基本Eメールで行う。
何かあったらいつでもメールしてねと。

アメリカの先生らしいなぁと思ったのが、就業時間後の4時過ぎくらいのメールだったら翌日以降に返事することになるからねと釘をさしてたこと。
週末もメールは見ないからねとも言ってた。

こういう切り替えがきっと日本でも必要よね…


今年の学校はすっかり通常運転モード

ちなみに今年度の学校はすっかり通常運転モード。
マスクも推奨はしてるけど義務ではない。

学校も昨年では保護者が入るのは禁止だったけど今年は好きに入れる。
さらに学校の行事も全てコロナ前あったようにあるらしい。

まさにwithコロナとして通常稼働するということかな。

それにしてもアメリカの小学校というのは、学校生活を楽しむことを主眼に置いてる気がする。

先週、ハンガリーから来たばかりの息子の同級生のご家族と話したが、
『学習させることって二の次だよね。でもこれくらいの年齢はそれでいいのかもね。』と言っていた。

同じような言葉は、中国系、インド系の保護者からもよく聞く。アメリカはハイスクールとかになるとめっちゃ勉強しないといけないけど、この小学校の立ち上がりの緩さはインターナショナルなピーポーが共通で感じていることのようだ。

我が息子も学校生活を心底エンジョイしているのが何より。楽しい一年をぜひ過ごしてほしい。

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