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[My Career] 海外帯同デュアルキャリア・カップルの人生設計📖

以前に私が日本やNYの友人にお勧めしている本をInstagramで紹介した際に、想像以上に多くの方から反響がありました。せっかくなのでこのブログでもご紹介したいと思います📚

今回ご紹介するのは、
『デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』ジェニファー・ペトリリエラ著

この本を読んで、私自身も「これからの人生で何を大切にするか」を考えるきっかけになりました。駐在・海外帯同、転職、ワークライフバランスなど、ロールモデルの少ない人生の選択肢を歩む私たちにとって、貴重なヒントが詰まっています✨

この本の魅力📚

この本は、仕事も人生も諦めたくない「デュアルキャリア・カップル」(=二人ともキャリアを大切にしながら人生を歩むカップル)のための一冊。
著者は、世界32カ国・113組のカップルを調査し、キャリアも人生も両立させたいカップルが直面する 3つの転換期 について詳しく分析し、それを乗り越えるための対話や思考法についてまとめています。

特に、駐在や海外帯同でキャリアに悩む方、パートナーとの将来設計を考えたい方には必読の内容です!「キャリアをどう続けるべきか?」という葛藤の中で、この本を読んでとても参考になったので、ぜひシェアしたいと思います!


デュアルキャリア・カップルの「3つの転換期」✊

この本では、人生における3つの大きな転換期を軸に、キャリアとパートナーシップのバランスをどう取るかが解説されています。

① 第一の転換期(主に20〜30代)
転職・転勤・出産・起業・介護など、大きなライフイベントとキャリアの両立。
→ 「キャリア or 家庭」ではなく、「キャリア and 家庭」にするための戦略とは?
💭 海外帯同を経験した方なら、このフェーズの葛藤に共感するはず!
私もニューヨークへの帯同を決めたとき、日本のキャリアを継続するか、海外で新たな道を切り開くのか、たくさん悩みました。

② 第二の転換期(主に40代)
「このままでいいの?」と立ち止まる時期。仕事の意義を再考し、自己成長とパートナーシップをどう両立するか?
→ 人生の中盤で訪れる「再定義」のプロセスをどう乗り越える?
💭 今はまだ想像がつかないかもしれないけれど、40代になると仕事やライフスタイルを見直すタイミングが訪れる。 そのときにお互いがどう支え合えるのか、今から意識しておくことが大切。

③ 第三の転換期(主に50代以上)
退職・子供の独立・キャリアの終盤戦。「私たちは何者なのか?」という問いと向き合う。
→ 長い人生、パートナーとともにどう生きるか?どう楽しむか?
💭 まだまだ先のことだけど、「老後もお互いに成長し続けられる関係性を築くこと」が大切という視点は、とても興味深かったです。


価値観・限界・不安の3つを対話することの大切さ🤝

特に印象に残ったのがこの一節👇

”” 価値観、限界、不安の3つについて話し合い、共通の基盤を築いておけば、二人の道を合流させる助けになる。
価値観 は道の方向を決め、限界 は道の太さを決め、不安 は両脇に崖があるかもしれないと意識させ、二人が一緒に道を歩くための役に立つ。
この3つを明らかにしておくことが、どの転換期でも課題を乗り越えるための助けになる。””

『デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』
ジェニファー・ペトリリエラ著

例えば、海外帯同においても、
✔ 「海外帯同するか?」「専業主婦になるか海外就職するか?」(価値観)
✔ 「言語の壁」「海外生活への順応性」「家事育児のキャパシティ」(限界)
✔ 「キャリアの断絶」「帰国後の再就職」「海外ワンオペ育児」(不安)

を話し合っておくことで、納得感のある選択ができるのでは?と感じました。


ポジティブサム思考 vs. ゼロサム思考👍

もう一つ印象的だったのが、カップルの関係をどう捉えるか?という考え方。

””カップルが自分たちの関係を捉えるときの考え方には2種類ある。ゼロサムか、ポジティブサムか。二人の関係をゼロサム思考で捉えるカップルは、キャリアや人生の選択を二人で分ける1つのパイのように扱う。
ポジティブサム思考で捉えるカップルは、キャリアや個人の選択をより大きなパイをつくるチャンスとして扱う。自分たちの関係は同時に成長する2つの人生とキャリアを支えられるくらい強いと信じていた。ポジティブサム思考のカップルの多くは、お互いが安全な拠点となる関係を築いていた。””

『デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』
ジェニファー・ペトリリエラ著

例えば、海外帯同においても、

ゼロサム思考
「どちらかがキャリアを優先したら、もう一方が犠牲になる」

⭕ ポジティブサム思考
「お互いが成長し合える関係を築くことで、より大きな未来を創り出せる」

海外帯同のような転換期には、お互いのキャリアをどう支え合えるかを “ポジティブサム” の視点で考えることが大切だと学びました。


この本が響いた理由🌱

✔️ キャリアだけでなく、人生のパートナーシップにも向き合える
✔️ 具体的な事例が豊富で、共感できるストーリーが多い
✔️ どんな選択をしても「正解」ではなく「対話」が重要と気づかされる

この本を読んで、私自身も「これからの人生で何を大切にするか」を考えるきっかけになりました。駐在・海外帯同、転職、ワークライフバランスなど、ロールモデルの少ない人生の選択肢を歩む私たちにとって、貴重なヒントが詰まっています。


まとめ✨

キャリアも人生も諦めたくないカップルにとって 必読の一冊!
特に海外帯同中の方や、これからのキャリアに悩んでいる方におすすめ!

✔️「価値観・限界・不安」の3つを話し合い、お互いが納得できる選択をしていくことが大切。

✔️「ゼロサム」ではなく「ポジティブサム」思考で、キャリアも人生も広げる視点を持とう!

この本には語り尽くせないくらいの学びがあり、Kindleのハイライトが止まらなかったです!🌈 私自身も、数年後にまた振り返ったときに、この本がどんなふうに響くのか楽しみです✨

もし読んだ方がいたら、ぜひ感想をシェアしてくださいね!📖💬

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