フィリピン出国にかかる費用(Iカード保持者)(※2015年9月)
※この記事は、2015年9月に投稿したブログの再投稿です。
フィリピンで現地採用として働き始めて数ヶ月。ついに私にも、海外出張の機会が訪れました。
研修のため、本社のあるシンガポールに行くことになりました。
4月に移住して以来、国外に出るのは初めて。フィリピンの滞在するためのビザを持つ人が国外に出るときには、空港で出国税を払わなければなりません。
今回初めて出国税を支払ったので、それについてメモしておきます。
フィリピンにある日系企業で働き始めてから、会社がビザ2種類を申請してくれました。
ACR I-Card/Alien Certificate of Registration(黄色いカード)は、60日以上フィリピンに滞在するすべての外国人に取得が義務付けられている外国人登録証。
通称「Iカード」で、これがフィリピンから出国するときに必要になります。
も1つは、Alien Employment Permit(青いカード)で、労働ビザです。
ニノイ・アキノ・インターナショナル・エアポート(NAIA)はターミナル1~4まであり、航空会社によって利用ターミナルが異なります。
今回私は、一番新しいターミナル3を利用しました。
航空会社のチェックインを済ませ、出国手続きの窓口へ行くと、私のパスポートを見た係員からIカードは持っているかと尋ねられました。
Iカード保持者専用の窓口があるようで、そちらに行くように言われます。
その窓口でパスポートとIカードを見せると、2,170ペソと金額を表示されました。
社内の日本人スタッフからは、その年の最初の出国のときに2,700ペソくらい、2回目のときに2,170ペソくらい払ったと聞いていました。
私の場合、Iカードを取得してからは初めての出国でしたが、今年1~3月にフィリピンで過ごし、一度出国しているので金額が2,170だったのか・・・謎です。
専用の窓口でお金を払い、レシートを受け取ったあと、隣りの窓口で出国のスタンプを押してもらい、手続きはスムーズに終わりました。
出国に必要なIカードとレシート
ターミナルによってIカード保持者用の窓口の場所は違うかもしれませんが、だいたい出国カウンターの並びにあるようです。
今回は出張だったため、この金額も会社に請求できますが、一時帰国のときなど、毎回2,000~3,000ペソ(約4,000~6,000円ちょっと)払わなければならないというのは、なかなか大きい出費です。
ですがこれも、移住した上では定期的にかかるコストのひとつとして考えておかなければなりません。
※この記事は、2015年9月に投稿したブログの再投稿です。