見出し画像

【フィリピン現地採用】私の転職活動<後編>(2015年5月)

※この記事は、2015年5月に投稿したブログの再投稿です。

フィリピンでの私の具体的な転職活動<前編>の続きです。
<前編>では、一週目「始動」~三週目「面接」の様子を振り返りました。
面接の結果は・・・??

四週目 結果

面接を受けた翌週、内定という連絡をいただきました。
早い!応募してからわずか二週間くらいです。
聞いていた通り、フィリピン現地採用の面接は本当に1回だけのところが多いようです。

ですが、ここから悩み始めることに。

就職活動を始めたらトントン拍子に進んでしまったものの、実はフィリピンで現地採用として働くということを決めていたわけではなかったのです。

日本でしていたフリーランスの仕事をフィリピンに移住してからも続けようか、もしくはフィリピンで起業しようかとも思い始めていて、そういう働き方の方が自分に合っているのではないかと思っていたからです。

日本で会社を辞めてからはしばらくフリーで働いていたし、その後留学したり旅したりとかなり自由な2年間を過ごしていたので、「企業で働く」ということに、少なからず不安もありました。

気持は本当に半々。
いや、辞退する方に傾きつつ・・・。

ちなみに、もう1社面接を受けた会社もあったのですが、給与などの条件が合わず、そちらはすでに辞退していました。画像1


五週目 再び面接へ

紹介会社さんに、「迷っている」という心境を正直に伝えたところ、再度A社さんが面談してくれることになり、支社長さんと話しました。

その結果、一転、入社意思が高まりました(笑)

心の葛藤→
・今から再び会社勤めをするのか?(会社勤めは4年ぶり)
・全く経験のないメーカーに入って今後どうするのか?
・フィリピン人に混ざって、英語で仕事ができるのか?
・フィリピンで起業するなら少しでも早い方がいいのではないか?

などなど、入社をためらう気持ちが大きかったのですが、仕事内容への興味がそれを上回りました。

A社は、もともと営業企画または秘書という募集でしたが、私のこれまでの経験を見て、大型イベントなどのコーポレート案件を担当するポジションを打診してくれました。

また、シンガポールやバンコク、香港など、他のアジア支社とのやり取りもあり、これはフリーランスで仕事をしているだけではなかなか経験のできないことで、チャレンジしてみたいと思うようになりました。


画像2

面接のあとは恒例!ラーメン(この日はつけ麺)へ


六週目 決断

2回目の面接を受けた週のうちに、A社へ入社したいという意思を伝えました。

フィリピン就職活動の準備を始めてから六週間、約1ヶ月半での決断となりましたが、迷っていた時期がウソのように、決断してからはすっきりとした気持ちで、残りの留学生活を楽しみました。


≪給与について≫

気になる給与についてですが、【フィリピン就職活動】求人の状況・物価などにも書いた通り、フィリピンで日本人が働く場合、給与水準が高いため所得税がマックスの課税率となり、額面からなんと32%も引かれます。

日本人の現地採用の給与相場は7万ペソ~10万ペソ(2015年当時のレートで、ざっくり20~30万円)です。
営業職だと10万ペソ以上だったり、さらに車の支給もあったりするので、もっと高いかもしれません。

いずれにせよ、それが「額面なのか手取りなのか」が重要です。


私の場合、面接のときにもらいたい手取りで金額を提示したところ、フィリピン人のHR担当の人からは「高いですね・・・」的な反応でしたが、その額で調整してもらうことができました。

日本で社員として働いていたときと比べると、手取り額で7~8割くらいですが、初めて海外で働き、新たな環境で身につけられることもあると思えば、十分だと思います。

節約第一で過ごしていた旅の経験を活かし、日本で生活していたときのような無駄遣いはせず、しばらくは貯金に勤しみたいと思います。


仕事が決まったら住居探し
部屋探しのブログもどうぞ。

【フィリピン移住準備】マカティでの部屋探し(1)>>
【フィリピン移住準備】マカティでの部屋探し(2)>>


※この記事は、2015年5月に投稿したブログの再投稿です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?