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ホノルルの公共バス

こんにちは、kumiです。

今日はホノルルの公共バス、the bus(そのまんまやんけって思いますがこれが正式名称らしい)について。

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異国の地で公共バスって使ったことあります?

地下鉄や鉄道って、駅名も確実に表示されているし、とりあえずアルファベットだけ読めればなんとかなりますよね〜。まぁ路線とか行き先とかもいろいろありますから不安にはなりますが、ハードルはそこまで高くないと思います。というか日本が世界で1番鉄道網が発展してると思いますし、世界中で1番鉄道を乗りこなす国民だと思います。

ただ、バスとなると次元が違うと思うんです。

バス停も駅に比べたら無数にありますし、バス内にスクリーンがあってちゃんと次のバス停名が表示されるならいいですけど、スクリーンがあっても動いてないとか海外だとざらにありますし、そもそもスクリーンがなくてアナウンスだけで、バス搭乗中ずっとヒアリングのテスト状態とか精神すり減りますし、とゆうかそもそもスクリーンもなければアナウンスもないとかもうどうすりゃいいんだかっていう。笑

世界40ヵ国以上行きましたが、長距離バスを除いた場合、海外で市内を走る公共バスに乗ったことがあるのは、パリとロンドン(それぞれすでに路線を知っている知り合いが一緒だったとき)、韓国(韓国人の友人が一緒のとき)。

エクサンプロヴァンス(南仏)とオックスフォード(イギリス)では、短期語学留学で街とホームステイ先の往復で決まった路線・決まったバス停で乗り降りする、という体験はあるものの、それ以外でバスを利用して留学中にどこか行くということはなかったです。笑


なので、ハワイに来た時、もうバス乗る時はドッキドキでした。笑(ちなみに我が家は車を所有してません)

ですが、ハワイのこのthe busには大きな味方が!そう、the busの公式アプリda bus!。。。ではなく。Google Mapです。

公式のアプリもあるんですが、どうも私には使い勝手が悪くって。わざわざダウンロードせんでも、Google Mapで全然問題ありません。

行きたいところを検索して、Directionでバスを選べばはい、ドコのバス停で何番のバスに乗って、なんていうバス停で降りるか、これから乗れるバスは何分に到着予定か、乗ったバス停から降りるバス停までのバス停名全部見れますし、もちろん所要時間も記載されてますし、何よりバスに乗って移動中に現在地を確認できるので、あと何バス停あるのか、直前のバス停を現在地が通り過ぎればStop Request押せばいいので超カンタン!!あ、ちなみにこのStop  Requestですが、新しい車両なら日本みたいに柱にボタンも設置されていますが、窓側や古い車両の場合、ヒモを引っ張ります。所変われば品変わる、停車ボタンがヒモ。笑

Google Mapの乗りたいバスの到着予定時間は前後3分くらいの誤差はありますが、結構正確なんですよね。

とりあえずGoogle Mapさえあれば、ハワイの公共バスは乗れちゃうんです!一応バス内にスクリーンもあって次のバス停名が出たり、アナウンスも連動してあるんですが、実は1バス停分遅れてて実際のバス停とずれていたり、スクリーンにバス停が結局出なかったりと、あまり当てには出来ません。

あと、こちらのバス停はストリート名が付いているので、覚えやすい。まぁ道路すべてに名前がついてることにまず慣れる必要がありますが。こちらに住んでる方、場所説明する時にみんなストリート名を言うんですよね。なのである程度大きな通りのストリート名は覚えておかなきゃいけない。我が家は車を所有してないからあんまりピンとこないんですが、車運転する方なら嫌でも覚えるでしょうね。

まぁ話が逸れましたが、日本みたいに「それなんの名前?」的なバス停名ではないので、ストリート名が頭に入ってる人はバス停名覚えやすいですし、逆にバス停名からストリート名を覚える手助けになったりします。


以前の記事にも記載しましたが、バスでどこでもいけますし、路線も多いし本数も多いので、コストコで買い物して大荷物ってわけでなければ、バスで十分生活可能です。

ただ、この公共バス、いくつかルールが存在します。

まず、旅行者が陥りがちなミスですが、スーツケース持ち込み不可です。座席の足元に入れられる程度の大きさじゃないとダメだそうで、普通の預入手荷物のような大きいスーツケースだと乗車拒否喰らいます。食らってる観光客何回かみかけました。

次にベビーカー。我が家は幼児2人いますので何かとベビーカーがあると便利なのですが、一応基本ルールとしては折り畳んで持ち込みしなきゃいけません。ただ、ドライバーさんによっては、乳児くらいの小さい赤ちゃんが乗っている場合はそのまま折り畳まずに乗せてあげたりもしていました。しかし反対に、どんだけ小さい子供を乗せていたとしても、折り畳まないと載せないドライバーさんも見かけたことがあるので、基本は折り畳むことを念頭に置いた方がよいです。

あと、以前ハワイにいらした方への注意事項ですが、2021年7月から、紙での1 Day Passが廃止になりました。引き続き現金で乗車時に払うことは可能(ちなみにお釣り出ないので小銭と1ドル札用意が必須)ですが、現在主流はHolo CardというSuica的なものになっています。

セブンイレブンやアラモアナショッピングセンターにあるFoodlandなどで無料で手に入り、その場でチャージも可能です。このHolo Cardを使えば、自動的に1日あたり3回目の乗車からそれ以上お金は取られず、自動的に1 Day Passに切り替わるようです。

私は通勤でバスを利用していますので1 Month Passを購入していますが、これもネットで持っているHolo Cardとアカウントをリンクさせて、ネット上からチャージが可能、定期も自動で引き落としで延長出来ます。超便利。1 Month Passは$70/月で若干高い印象がありますが、いつでもどの路線でも乗り放題!しかも日本みたいに定期に名前とかないから人に貸し放題だし。笑 いいのかこれ。

ということで、ハワイにいらした際にバスを利用予定なら、まずはHolo Cardを手に入れてください。

ちなみに、現在はコロナの関係で、マスクをしないと乗車出来ません。更にドライバー近くの床に赤いラインが貼ってあって、ドライバーとのソーシャルディスタンスを確保するため、その赤いラインから前に立つことは禁止されてます。これでも一時期バスドライバー近くの座席さえ座れないようにテープ貼ってた時期もあったので、緩和された方ですね。


あと最後、バスについてもう1点。

女性1人で乗っても問題ない公共バスですが、それは日中の話です。慣れていない観光客の方は、暗くなってからバスに乗るのはおすすめ出来ません。

ついつい仕事に集中し、定時4時なのに8時くらいまで仕事しちゃう癖があるんですが(社畜時代の名残)、そのくらいになるとバスの本数も減り、バス停で待つ時間が長くなります。頭おかしい浮浪者などが近寄ってくることもありますし、バスに乗ったは乗ったで、大声でドラッグ話をする男の人達がいたりと気が抜けません。

暗くなってから出歩いていいのはワイキキのカピオラニ通りとクヒオ通りの一部だけです。それ以外の場所では厄介ごとに巻き込まれる可能性がありますので、夜間の外出はなるべく注意してください。チャイナタウンとかダウンタウンとか治安が悪いと言われているエリアはもちろん、アラモアナショッピングセンターやドンキの周辺だって発砲事件があったりしますので、アメリカの中でも比較的安全なハワイでも、日本と治安レベルが全然違うので、気を引き締めておいてください。

私自身、世界中いろいろ行ってきましたし、大学時代に他国の空港や駅で寝泊まりする羽目になったことさえありますが、夜のハワイのバス停の方がよっぽど警戒心が高まります。いつも使ってるバス停で強盗事件なんかもありました。変な人を見てもじっと観察しない。なるべく目を合わせない。鉄則です。笑


最後怖い話になっちゃいましたが、ホノルルの公共バスはGoogle Mapさえあれば利用しやすいので、そのご紹介でした。



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