心婚性活④
決意と訣別…
お友達の亜紀とワインを空けた翌朝、瞼が重く目が腫れていた…
朝、シャワーを浴びカーテンを開けると、抜けるような青空が広がっていた。
気持ちを切り替え、洗濯をした。
天気が良いから、外干しとも思ったけど、Tバックがあるので部屋干しに…
亜紀から着信が…
「久美、大丈夫…?私達帰った後も心配で…」と心配して電話をかけてくれた。
「彼氏が、天気が良いから気分転換に久美を誘って、紅葉でも見に行こうようってつまんないギャグ言ってるんだけど行かない?」
笑えた…
そうだね、暇だし折角誘ってもらったから行く事を告げた。
身支度を…山に行くからスカートじゃ寒いし、先日購入したレギンスパンツで行くことにした。
パンティーはTかな…
再会…
「久美、着いたよ〜」と亜紀からの連絡。
外に出ると、亜紀と亜紀の彼氏と…下ネタオジが立っていた…😳
えっ!?何で?何でいるの…?
(まあ嫌いじゃないし、面白いから)
「どうも、貴女のトム・クルーズです♡ミクちゃん大きくなったねぇ~」と両手で胸を揉む仕種を見せ笑っている。
(何処がトム・クルーズだよ!)と心の中でツッコミながら『久美です!お久しぶりですカラオケの時はありがとうございました。』
亜紀の彼の運転で…出発すると
「久美、海でもいい??なんか海が見たくてさぁ」
海へ行く事になった…
海と夕焼け…
海無し県に生まれ育った私は海を見るのが癒やしになる…
亜紀はそれを知っていた。
亜紀の彼氏はずっと車を運転してくれた。私が替わるよと言っても…(良い彼氏だな…)
出発してから2時間位で到着。
景色、グルメを堪能し写真も撮った。私は写真を撮られるのがとても嫌…💦
俊樹との写真も数枚しかない。
お尻の形がわかるレギンスパンツを履いてきてしまった事を少し後悔した、海ならばスカートで来たかったな。オジの視線が少し刺激になった。下ネタオジ…セクハラまがいだけど嫌なセクハラじゃないんだよな…
今のところは触れたりもしないし…🤔
楽しい時間は短い…日没が近付く。
誰1人帰ろうかとも言わず、私を気遣ってくれているのが良くわかった…
夕陽が海に沈んでゆく…
俊樹とサ・ヨ・ナ・ラ
私、先に進んでも良い??
俊樹の声が聞こえた気がした…
「久美…ありがとう。久美が幸せになる事を見守り続けるから…」
私達は海を後にした…
次への階段…
地元へ戻り、夕飯を4人で食べた。
久々の焼き肉、オジは肉を焼きながらも下ネタを連発し、皆を笑わせてくれる。
でも、未だにオジの素性を私は知らない??(結婚してるんだよね?幾つなんだろう?何をしている人?何者?亜紀とは?)気になって仕方が無かった…
「ミクちゃんは今亡くなった彼の事を忘れようとしている??」(久美だってば)
「忘れようとすると忘れられないから、忘れる程の恋をしなさい!!恋は下心だから…忘れる位なセックスをしなさいね。おじさんは無理だよ…腰が油切れ…顔は脂ぎってるけど…」と笑わせてくれた。恋か…
オジは他にも「恋は下心。はじめは男も女もヤリたいと思う下心から口説くんだよ、それがやがて真心に…だから愛と言う字は真ん中に心がある😤」自慢気に話すオジ…何かカワイイ♡
※実話を元にしたノンフィクションです…♡