見出し画像

久米仙酒造を継ぐ10人の蔵人-お客様とお酒を繋ぐ蔵人

いつも久米仙酒造をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

「伝統を大切にしながら泡盛の新しい可能性を求めて一歩進んだ酒づくり」をモットーに、業界の常識に捉われず「沖縄から世界へ」新しい挑戦を繰り広げる久米仙酒造。そんな久米仙酒造を紡ぐ10人の蔵人にスポットを当て、彼らの想いやこだわりを紹介していきます。

第8回目となる今回は、お客様とお酒を繋ぐ蔵人勢理客頌乃(せりきゃくしょうの)さんをご紹介。普段から泡盛やウイスキーを愛飲し、週に2回は飲みに出かけてお酒を嗜んでいるという勢理客さん。前回ご紹介した佐久川さんからは「久米仙のお酒の魅力をお客様につたえようと常に頑張ってる人」と評されるほど、お客様との接客に力を入れています。店舗スタッフとして、商品の魅力を丁寧に伝えながらお客様との信頼関係を築く勢理客さんに、仕事への想いを伺いました。


これまでの歩み

―久米仙酒造に入社するまでの経緯を教えてください。

以前は病院で事務の仕事をしていましたが、もともと泡盛が好きだったこともあり、いつか酒造所で働きたいと思っていました。そんな中、友人に誘われて久米仙酒造の直営店舗「OKINAWA BLUE 那覇空港店」でお酒を飲む機会があり、接客の丁寧さや商品、店舗の雰囲気に魅了され「ここで働きたい!」と思い入社を決意しました。

店舗の特徴と地域密着の接客

―お店の特徴や、接客の際に心がけていることなどあれば教えてください。

地元のお客様はもちろん、沖縄を訪れる観光客や海外からのお客様にも多くご来店いただいている当店「OKINAWA BLUE 那覇空港店」の大きな特徴は、バーカウンターがあることです。対面でお客様と直接会話ができるため、自然と距離が縮まり、その場での会話から商品の購入につながることも少なくありません。その際には、他ブランドとの違いを丁寧にお伝えすることを大切にしています。

また、入社時の研修で感じた造り手の情熱を、同じ熱量でお客様にもお伝えすることを心がけています。大好きな久米仙酒造の造り手や製造へのこだわりを、商品を通じて直接お客様にお伝えできることがうれしいです。

―勤務する中で、特に印象に残っているエピソードなどはありますか?

入社して間もない頃にお客様からいただいた言葉が、今でも心に残っています。
『あなたがここの社員である理由がわかる。商品に対する強い愛情を感じられる。そうじゃないと、こんなに詳しく商品の魅力を伝えることはできないよ』
その言葉をいただいた時は本当にうれしくて、自分の仕事に誇りを持てるきっかけとなりました。

―勢理客さんの商品への愛情が伝わった素敵なエピソードですね。最後に、久米仙酒造の商品を愛飲いただいているお客様へのメッセージをお願いします。

久米仙酒造は「沖縄から世界へ」を掲げ、今後も新しいウイスキー造りに挑戦し続けます。また、年末には4店舗目となる直営店舗・新橋店のオープンも控えており、全国展開を目指して力を入れてまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

次回は、久米仙酒造の未来を見据える蔵人 比嘉洋一さんです。

勢理客さんによると比嘉さんは「フランクで気さくな社長」とのこと。

一体どんな話が飛び出すのか、ぜひお楽しみに。

いいなと思ったら応援しよう!