見出し画像

【環境破壊】〜第三章〜レガシールギアチラチーノ解説&レシピ

割引あり
kume

気が付いたらパスポートの有効期限が去年切れていました。

こんにちは、こんばんは、kumeです。


Twitter（X）でご報告の通り、シティリーグシーズン4で優勝することが出来ました！

そして、このシティリーグ優勝により、280CSPとなりましたので、WCS2024に参加出来ることがほぼ確定致しました👏
とりあえず一安心しております。

ちなみに、日本の円安がやばすぎて、ハワイで食事を摂るとなると現地の丸亀製麺のうどんは1杯3000円並みになるそうです🫠（？）

友達から貰った鮫トレード画像

カップ麺等を持っていく予定なものの、
旅費&宿泊費&食費等を合わせるととんでもない出費になりそうなので、
今回のnoteの売上金はそのWCS参加のためのお金として有効に活用させて頂く予定をしております。

円安やべえなとか、がんばって等のお気持ち等、
宜しければ是非ご支援のほど、よろしくお願いします🙇‍♂️
毎度の如く、note自体は自分の考えを余す事なく書きますのでご参考になれば幸いです👏


■直近の戦績


JCS2022 悪の塔レジギガス ベスト32
CL横浜2023 ロストバレット 準優勝
CL愛知2023エクストラ ナンスクレッフィLO ベスト16
WCS2023横浜 アルセギラティナ DAY1予選通過

2024シーズン
シティリーグ シーズン2 優勝 ターボトドロクツキバレット
シティリーグ シーズン3 ベスト4 ルギアチラチーノ
シティリーグ シーズン4 優勝 レガシールギアチラチーノ

シティリーグシーズン1が0CSPだったのでほんとによく逆転満塁ホームランを打てたなと思います。


■変幻の仮面の影響

本当に沢山、強力なカードが出ました。
前回のパックも相当でしたが、ポテンシャルを秘めたカードの総数は今回の方が圧倒的に多いです。

全てを紹介するには数が多すぎて大変なので、直近で環境に影響を与え得ると考えたカードについて触れていきます。

まずはポケモンの注目株は以下

・オーガポンex 4種
・ドラパルトex
・ハピナスex
・イルカマンex
・おまつりおんど系
・レントラーex
・イイネイヌ
・マシマシラ

それぞれの性能は現物のカードや公式サイトで確認可能なので詳しくは割愛します。

オーガポンexについて簡単に触れていきます。
草オーガポンexは草エネルギー加速とある意味で青天井の打点を持つので、草中心のデッキに採用されやすいポケモンとなっています。
勿論オーガポンex単バレット的な形でもアリです。
耐久が心許無いのが欠点。
炎オーガポンexは正直使い勝手的には微妙と判断。
水オーガポンexは逃げ封じと、擬似げっこうしゅりけんのような強烈な技を持っており、色んなデッキに出張可能と感じ、高く評価しました。
闘オーガポンexはアローラロコンVSTARの技性能を集約したようなポケモンとなっています。
決定的な違いは、特性でのブロックなので、プライムキャッチャー、ボスで透かされないのがアロコンとの大きな差別化となります。
なので、リザードンexデッキを完封できるポテンシャルが非常に高いです。環境次第でこの1枚で無双できる日もきっと来るのではと期待しています。

次にドラパルトex
弱点なしのHP320、技が2エネ200の裏に6個ダメカンを好きなようにバラまく。

バグですか？？？

エネ要求確かにちょっと辛いものの、所詮2エネなんで構築が固まった頃には相当暴れそうなのは目に見えていました。
また後に詳しくは触れていきます。

ハピナスexは高耐久とエネルギー付け替えの特性を活かしたチェレンループが相当強いと感じました。
なのでドラパルトexやリザードンexの天敵になり得るのでは？と考えています。

イルカマンexもポテンシャルは凄いんですが、なかなかクセものです。
今のところ、エクストラなら存分に活躍できる性能を持ってると思っています。

おまつりおんど系はエクストラのΩ連打チャーレムを彷彿させる性能で、個人的にはすごく好きです。
ただ、ハバタクカミの存在や、テツノカイナex、ドラパルトexの存在がかなり勝率を抑えられてしまう要因になってそうな気がしてるのでTier1、2辺りにはまだなれないと感じました。

レントラーexはハンデスとしての性能が高いので、少し時間が経てばクオリティの高い害悪デッキとして登場しそうな気がしてます。

イイネイヌは、特性こそうまく働けばサイド1ポケモンとしては破格のスペックを持ち、闘タイプなのも環境的に良い持ち味となるので、こちらも高く評価してました。
デッキとして採用されるのならば、ロストバレットに入ると想定していました。

マシマシラは条件こそ難しめなものの、自分の場のダメカン3個を相手の場に移せるという回復&バフ特性なので弱いわけがなく、今後の活用として期待大のカードという評価をしていました。

トレーナーズの注目株は以下

・おはやし笛
・シークレットボックス(ACE)
・ポケモン回収サイクロン(ACE)
・むしとりセット
・スグリ
・ゼイユ
・ハンディサーキュレーター
・ジャミングタワー

おはやし笛はカビゴンLO系に入り得ると想定。流石にこれでベンチを埋められたらルギアもたまったもんじゃない。今回1番嫌なグッズです。
シークレットボックスはトラッシュ3枚のコストがゲロ重なのでそこまで使われはしないと予想してますが、ワンダータッチ、ルミナスサイン的な役割を秘めているので、例えばアクロマの実験の5枚目としての採用と考えれば強力とも思ったりしています。おまけで緊急ボードやボウルタウン、なかよしポフィンを持って来れるので案外悪くなさそうと評価中。

ポケモン回収サイクロンはこの環境で出して良いのか？と正直脅威だと思いました。
2進化の高耐久exが1回は攻撃を耐えることが多いので、それを実質回復で透かせるだけで勝因となり得ることから、ヤバい再録きたなーと思った次第です。
シマボシで再利用できるのもおかしい。

むしとりセットは草の強化として良いカードではあります。その手のデッキにおいて、スーパーボールの上位互換チックに使えそうです。

スグリは入れ替え性能も一応選べるのがとても偉い。+30という性能も含めて、リザードンexに1枚は採用され得るカードです。
もちろん、その他もろもろも。ピジョットexが入るデッキなら入れてよさそうです。

ゼイユは先攻でも利用可能なドローサポート。
正直、先攻を取れなければ博士の研究のほぼ劣化なので採用の検討をどの程度考えるべきなのかが難しいカードです。

ハンディサーキュレーターはコントロール系のデッキに入ると非常に厄介なので侮れないと思っています。
テツノイバラex単に入ってたら発狂しそうなレベル。

ジャミングタワーは今の環境で輝くスタジアムだと思いました。
あまりにもいろんなポケモンのどうぐが強くなっているので、2,3枚採用して、初ターンから貼ることで相手を妨害する動きが強そうだと感じました。
サーナイトexにとっては痛い新規カードとなったかと思います。

最後に最大の注目株

・レガシーエネルギー（ACE）

流石にルギアVSTAR最強への押し上げカードだと思いました。
全ての色のエネルギー1個分として使えるだけで十分なのに、とられるサイド-1というせいでバグ性能となっています。
ルギアVSTAR目線でいえば、レインボーエネルギー代わりとなるだけで、ネオラントVのアクアリターン、テツノカイナexのごっつあんプリファイ、水オーガポンexのげきりゅうポンプといった技を使えるのが何よりも大きいです。
サイドを2枚以上取れる強力な技が使えるルギアはもはや死角が無くなるレベルです。

これらを加味して、新環境入りする可能性があると思われたデッキは以下でした。

・ドラパルトex
・おまつりおんど
・ハピナスex
・レガシールギア（テツノカイナex等入り）
・ロストバレット（イイネイヌ、闘ガポンex等入り）
・レントラーex

新弾が発売されたのが4月26日（金）
自分がシティリーグに出るのが28日（日）でした。
この26日,27日のシティリーグの結果次第でデッキを何使うかについても吟味しようとしたところに、土曜日のドラパルト大量発生事件が起こりました。

■デッキ選択と改造のプロセス

シティ前日の土曜日は練習ではなく、佐賀のシティリーグでジャッジ活動をしていました。
無事、シティリーグが終わって、他県の情報も含めて、あまりにも多くのドラパルトexデッキが入賞していることを知りました。
逆にルギアVSTARデッキはほとんど入賞から消えていました。何故なのか、、、

推測としては以下が考えられました。

・シンオウ神殿の採用増加
・HP60チラーミィのままの採用

これらが兼ね備わると、ルギアチラチーノじゃドラパルトexをワンパンするのが難しく、そのままズルズル負けてしまうと判断しました。
土曜日にドラパルトexをチョイスした方々はうまいタイミングだと思いました。
初見殺しとして、対処が難しいデッキなのでそのまま蹂躙されたのではと考えられました。

ただ、実は新弾発売前に沢山練習をしてたのでよくわかっていた事実があります。それは、

「早すぎるルギアVSTARにはドラパルトexも勝つのは難しい」

早すぎるという意味が何を指すかというと、
ドラパルトex側がまだファントムダイブを打てていない段階で、アッセンブルスターをし、ごっつあんプリファイや、げきりゅうポンプをぶちかましてサイド2から取られると流石にキツいという話になります。

実際、ドラパルトexの構築は多岐に渡り、リザードンexの時と同様、必ずしも2ターン目にアメ進化をしてファントムダイブを打てる訳ではありません。
これはルギア目線からするとかぜよみターンが生まれるので、アッセンブルスターから強烈な一撃を喰らわせる準備として十分にでき得る速度な訳です。

ちなみに、新弾発売前に使ってたルギアとしては以下の型になります。

練習ではプロキシとしてネオアッパーで代用していました

まずはオーソドックスに、レガシーエネルギーとテツノカイナexを加えた、今までの暫定ルギアチラチーノ+αといった形になります。
ちなみに十分強かったです。
テツノカイナexが使えるだけでサイドレースを非常に早く進めることが可能となり、パワーが純粋に増しました。
何より、倒されてもサイドを1枚しか取れないテツノカイナexが爆誕しているのはバグです。

これでもシンオウ神殿入りのサーナイトexがやや怪しいと感じ、次のプロセスとして試したのがこちらになります。

ここから先は

30,318字 / 4画像

PayPay
PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか？