【環境破壊】ルギアチラチーノ解説&レシピ
お疲れ様です。kumeです。
2ヶ月連続で何か書けたら良いなと思ってたところに、新弾発売&Eレギュ落ち1週間後、シティリーグ規模の自主大会で優勝出来たので、また皆様の参考になればと思って投稿しました。
先日のターボトドロクツキバレットは大味ながらも沢山の方に使って頂いて、楽しいと言って頂いたり、シティ入賞のご報告を頂いたりと、とても嬉しく思います🙇♂️
今回のデッキもまた皆さんに使ってみて貰って、強さを実感して貰えたらと思っております。
■直近の戦績
JCS2022 悪の塔レジギガス ベスト32
CL横浜2023 ロストバレット 準優勝
CL愛知2023エクストラ ナンスクレッフィLO ベスト16
WCS2023横浜 アルセギラティナ DAY1予選通過
2024シーズン
シティリーグ シーズン2 優勝 ターボトドロクツキバレット
残念ながらCL福岡は抽選に落ちてしまったのでお留守番になります。
この環境で出たかった、、、
■ワイルドフォース、サイバージャッジ発売&Eレギュ落ちの影響
ポケカをしまくってる方ならご周知の事実かもしれません。
一応おさらいしますと、前回のCL京都やシティリーグシーズン2等の環境で暴れていたあれやこれやが使えなくなり、Tier表としても分布が大きく変わったりしました。
直近のシティリーグの結果を見ても、明らかに暴れまくってるのはリザードンexです。
リザードンexが強くなった理由は
他の弱体化と自身の強化に他なりません。
まず他の弱体化について
・リザードンexをワンパンできる非ルールポケモンが減少した(アルカナシャインサーナイト等)
・弱点を突かれにくい(草ポケモンがやや恵まれてない寄り)
・連撃ウーラオス、頂きへの雪道等の逆風も消えた
・バトルVIPパス落ちによるたねVやたねex中心のデッキの弱体化
もっとありそうですが、とりあえず雑にこんな感じであげました。
自身の強化点について
・ACE SPECの登場(マキシマムベルト、プライムキャッチャー、ヒーローマント等)
・ミストエネルギーの登場(気絶ワザからの防御)
・なかよしポフィンの登場
自身の弱体化的な影響があるとすれば、ポフィンと暗号マニアの登場によるパオジアンの復権とかかなと思います。
ただマキシマムベルトのおかげでトントンな気もします。
アルギライサハなんかは明確にリザードンexへのメタだなぁと最近思ってます。
■新環境のルギアVSTAR
はっきり言いますと、今のルギアVSTARは
「過去のルギア系統のデッキとは似て非なるもの」
です。
Dレギュのアメイジングライコウやイベルタルが入ってた頃も大概、頭おかしかったですが、
あの時よりは逆風も減ってます。
なのでトータルで頭がおかしい性能しています。
さっきと同じ感じで周りの弱体化と自身の強化点を整理していきます。
他の弱体化について
・苦手寄りなミュウVMAXがレギュ落ち
・天敵のジュラルドンVMAXもレギュ落ち
・頂への雪道もレギュ落ち
・ミライドンex等の雷デッキの減少傾向(恐らくリザードンexがTier1のせい)
・ミュウVMAXみたいな、先2でルギアVをボス呼びで倒してくるような動きが可能なデッキが激減(クロススイッチャー落ちの影響等)
・シンオウ神殿の採用率激減
・レントラーとリバーサルエネの採用率激減
後者2つはルギアがTier1レベルに認識されてた頃にはかなり意識された採用でしたが、今となっては見る機会が減りました。
自身の強化点について
・ミストエネルギーの登場
・VIPパスが落ちても構築面で影響無し
・ACESPECの登場(マキシマムベルト、マスターボール、プライムキャッチャー)
・チラチーノの登場(馬鹿火力)
・ナンジャモ環境によるギフトエネの価値向上
・カビゴンLO耐性
おまけ要素
・相手のデヴォリューションやビワが腐りがち
またあれば追記しますがざっとこんなところです。
ルギアVSTARとアーケオスをずっと使ってきた人からするとわかると思いますが、
今まではせいぜいMAX火力は頑張っても320とかでした。(いちげきバンギラスV等)
そのせいで、リザードンex等の高耐久ポケモンに対抗出来なくなり、Eレギュ落ち前にはほぼ絶滅してたのではないでしょうか。
コバルオンを入れてまでなんとかしようと試行錯誤したりした記憶もあります。
今回、チラチーノという悪魔のようなポケモンが爆誕しました。
エネ4枚で280、5枚で350出せます。
しかも倒されてもサイド1枚しか取られません。
←ここ重要
また、パオジアンよりもダメージの倍率が高いのに、トラッシュの必要もありません。(バグ)
アルカナシャインのサーナイトがアホほど強かった理由の1つに、「裏のサーナイトex等を呼んで倒す以前に、そのサーナイト自身を倒さないと次のターンもヤバい」
という状況を作り出せるというのがありました。
チラチーノはまんまこれです。
しかもギフトエネをつけたらナンジャモ耐性も付けられます。
流石に単体性能として頭おかしいと思いませんか?
つまり、今までのルギアVSTAR以上に
サイド捲り性能が高いということになります。
サーナイトexデッキの全盛期を思い出してみると、サイド4-6から捲って勝ってたと思います。
あのデッキはサイド1ポケモンでサイド2,3のポケモンを薙ぎ倒して最後はナンジャモ等で相手にキツイ要求を与えていくデッキでした。
ルギアVSTARが倒された後の盤面をサイド1ポケモンのみにしてしまえばその辺りのサイドコントロールも案外簡単に出来てしまうのがわかると思います。
ちなみに、進化前のチラーミィにはなかまをよぶ持ちがいるので、そこの噛み合いも良いです。
ルギアVSTARデッキは初動でルギアVを置けないことが負け筋につながることもありましたが、後攻においてなかまをよぶで展開が出来るルートが出来たのは非常に大きいポイントになります。
また、ミストエネルギーが出たのでルギアVSTAR自身の耐久性も上がりました。
VガードエネもつけることでギラティナVSTARからワンパンされることはかなり稀になるかと思います。
■ルギアチラチーノを選択した理由
今回、自主大会ではありますが、自身がEレギュ落ち後の初めての大会参加ではあったので、入念に情報をかき集めていました。
参考にしたのは主にシティリーグの結果です。(忙しい時はベスト4までをよく見ています)
あとは今回、四天王レシピもあったのでそちらも良いとこ取り出来るところがないか等、考えてカスタマイズしました。
そして1人回しをしてる時に、
現環境の勝ち組デッキだと確信しました。
主に取り巻きのルギアへ未警戒であるところや、チラチーノがあらゆるexやVSTARをワンパンできるのが何よりの理由でした。
ルギアVSTARデッキを今まで使っていた方の中には、ルギアVSTARやアーケオス以外に進化ポケモンが入っていない型しか体験したことがない人が多いと思います。
一撃ルギアや白ルギアなんかがその類です。
自分は幸運にもといいますか、過去に散々
「ルギアジュラルドンVMAX」というタイプを擦りに擦りまくってたので、このある意味1進化のラインと共存させるレシピ作りや、回り方について理解がしやすかったのもあり、今回の形に落とし込み、ゲームの進め方についても理解を深めることが出来ました。
レシピの解説については、各カードの採用理由や枚数に拘った理由について明確に書いていきます。
あとはルギアVSTARにおけるプレイングの重要なポイントである、2ターン目のアッセンブルスターが出来なかった場合のリカバリープランについても言及していきます。
ルギアVSTARデッキを毛嫌いする方はここの意識が強すぎるがために、それを達成できなかった時に弱いというレッテルを貼ってしまうような気がしています。
構築時点で2ターン目のアッセンブルスターを諦めるというのではなく、そこの確率も上げつつ、出来なかった場合はどのような動かし方が正解か等をなるべくわかりやすく伝えられたらと思います。
また、各ポケモンへのエネの付け方や分散の仕方等も解説していきます。
■デッキレシピと採用理由
まだ発展途上と思われるいくつかの既存のレシピを回して、改善点をいくつか考えた結果、完成したレシピはこちら。
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