見出し画像

奉納舞踏【御礼】

先日、3年目となります舞踏家工藤丈輝氏による奉納舞踏を無事執り行うことが出来ました。

記録

令和6年10月6日(日)16時より
祭主:菅原美和
典儀:風間真知子
巫女:普代加奈
奉納:工藤丈輝(舞踏家)、瀬尾高志(音楽家)

映画上映

当日は、より「皆様に舞踏のことを知っていただく機会の提供」をご提案いただき、地元青梅市の木造映画館”シネマネコ”にて、暗黒舞踏の創始者土方巽の舞踏映画が上映されました。

上映後、慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイブ森下氏による土方巽の逸話と貴重な資料をお披露目いただき、その流れで奉納舞踏へいらした方も多かったご様子です。

これまで

初めて当宮にて舞踏が奉納されたのは、2022年でした。

2022年奉納舞踏
工藤丈輝(舞踏家)
向島ゆり子(バイオリン)

まだ拝殿が修繕前で雨漏りの酷い頃です。
初めてのデキゴトに、霧が立ちこめ風が吹き、鳥も虫も西日までも覗きに来ました。

2023年奉納舞踏
工藤丈輝(舞踏家)
向島ゆり子(バイオリン)

2年目となる2023年は、豪雨の中から始まりました。
修繕真っ最中のお宮には足場がかかり、毎日のように作業で慌ただしい様子を現わすかのような荒天でした。

当日の様子

明け方までの雨の予報が長引き小雨降り注ぐなか、準備を進めました。
皆さんがお集まりになる頃には雨も止み、何とか屋外で御奉納いただくことが出来ました。

2024年奉納舞踏
工藤丈輝(舞踏家)
瀬尾高志(コントラバス)

ご神事にて、瀬尾さんの柏手に応えるカラス。
工藤さんが裏手に回り、コントラバス演奏のみになった時の蝉の合唱。
クライマックスでは虫の音が響き、そして舞踏が終わりを迎え、楽器の音が少しずつ自然の中に溶け込んでいく態は何とも心地よく、皆さんしばらく余韻に浸っているご様子でした。

今年も、ご神意を垣間見ることが出来、本当に素晴らしい時間でございました。
ご奉納いただいた工藤さん、瀬尾さん、ご一緒に目撃いただいた皆様、本当にありがとうございました。

たくさんの皆様にお越しいただき、ありがとうございました!

季節の変わり目、どうぞ皆様体調お気を付けてお過ごしくださいませ。

武州青梅金刀比羅神社出仕神司一同

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?