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ナレーションを究める51 技術さんは強い味方
ナレーターの熊崎友香です。テレ東wbsなどのナレーションをしながら、2人の子供を育てています。
さて、今日の収録で、ありがたいなぁと感激することがありました。最近私は、YouTubeをはじめました。主に子供向けの寝かしつけ読み聞かせの朗読を流すものなのです。
これは1人でiPhoneで撮っています。
軌道に乗ったらマイクを買おうと思っています。
もちろん編集も、収録も、自分です。もともとNHKでディレクターもしていましたので、原稿を書いたり、タイトルを考えたり、字幕を考えるのは、仕事として12年してきましたので、人より少し慣れているかもしれません。
しかし、これをやりながら、読むというのはやはり大変です。
今日は、そんな中、いつものスタジオで収録でした。たまにあるのですが、ヘッドホンのコードが、机に当たってしまって、その音がマイクに入ってしまう、という小さなトラブルがありました。
「ごめんなさい、コードが当たってしまうんですよね」と、ぽろっと独り言を呟いたら、さっと、技術さんが来てくれて、さっと、テープを貼ってくれました。
そのあとのスムーズに読めたことと言ったら。。
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こんな些細なことですが、とてもありがたい。
こうして、いろんな方のサポートがあって、読みに集中できる環境があるのだと、改めて感じました。
報道の現場は、直前収録が多く、追い込まれるとピリピリした空気になります。そんな時、一つでも不安や心配事、気掛かりがないと、原稿に向き合える力のパーセンテージが増えて、ありがたいんです。
気がかりなことがあっても、最後まで読み終える、そんな力はつけてきているつもりですが、それがないと、ありがたい。
大抵、つっかえるときは、何か考え事や、急に気になることが出た時です。集中力が途切れた時。なので、全力で読みに集中できる環境を作ってくださる技術さんには、本当に感謝です。
事務所に入りたての頃、技術さんを味方につければ怖いことはない。と、マネージャーさんにアドバイスをいただきました。そのために、しっかり挨拶をせよ。と。
マネージャーさんや、先輩方のありがたいアドバイスって、10年以上経ってようやく、心底理解できる気がしています。