ナレーションを極める24 夢を叶えるために サインを見逃さない
おはようございます。ナレーターの熊崎友香です。テレビ東京WBSやNHKのアジアインサイトなどでナレーションをしています。4歳と6歳の子供を育てるワーキングマザーです。
昨日、久しぶりにNOTEを更新したところ、いろんな方からありがたいことに反応がありました。ワークショップ に長く参加してくれている人からお仕事決定のご連絡!嬉しい!そしてマネージャーさんもわざわざ連絡をくれ、
「ブログを毎日続けて1年半で、本業を上回る収入になった知人がいる」という話をしてくれました。私はこういう時、これは”サイン”だなと思うことにしています。これをがんばった方がいいよーという、神様?宇宙?からのサイン。
まだ独身で、NHKのリポーターだった頃、いつかは限界がきてしまいそうな、生活スタイルに不安があったり、(朝から晩までロケと編集。でもとても楽しい)結婚して出産した後も、好きな番組制作に専門職で関わりたくて、結論、ナレーターが私にはベストだ!となって、どうにかその夢、目標を叶えたく行動していました。
そんな時、もちろん、発声、滑舌、テレビの研究、養成所に通う、などリアルの努力もしていましたが、「宇宙に夢をかなえてもらう方法」の類の本をたくさん読みました。その中の一つに、”サイン”を見逃すな。という一文があったのです。
私は結構、優柔不断で、迷いが多いです。そんな時、宇宙に投げかけてみると。「この問題について、どう思いますか?答えをください!」みたいな感じです。すると、サインが降ってくる。それは目の前に見える看板の文字だったり、急に聞こえてくる言葉だったり。しかもサインは、親切で、気づかなかった場合、わかりやすく3回お伝えしてくれると。
なので、私は3回何か人に言われたら、それは必ず実行するようにしています。
実は12年続けていたNHKのリポーターを辞める決心がつかず、迷っている時がありました。もう俳協の養成所に合格し、所属になってナレーターのお仕事ももらっていたのに。どうしても、お世話になった皆さんへの恩、なかなか入れない場所で働けることへの感謝や執着、楽しい日々、永遠ではないけれどそこそこ安定した収入。東京のテレビ局で働くやりがいや名誉や、地位。仲間、上司。。。などなどを捨てる勇気がなかったのです。でも、NHKをやめないと、スケジュールがパンパンでしたので、これ以上ナレーションの仕事は入ってこない。でも、やめたって入ってくるかわからない。。。迷っていました。
そんな時、1ヶ月近く咳が止まらなくなりました。病院に行って薬をもらっても咳が止まりません。夜も寝られず、インタビューをしていても、咳が止まらず、咳のせいでカメラを止める始末。電話取材もできず、意識が朦朧として、タクシーに携帯を忘れ、しまいには、ATMにおろしたてのお金を置いてきてしまうほどでした。
この時、「あ、サインかもしれない。」と思ったのです。NHKを卒業しなさいと。
それで、「やめます」と上司に一言言った途端、咳が止まり、ナレーションのCM収録が決まり、WBSのオーディションの話が来て、翌年度から、WBSのナレーターとしてお仕事ができるようになりました。幸運です。
私にとって喉は生命線。これが、他の体の部位だったらまだ続けていたかもしれません。でも喉はお仕事に直結しますので、喉はどうしても壊したくない。だからこそ、大切なものはどっちなのか。と気付けました。
この流れには、他にもいろいろお話ししたいことがありますが、またそれはいずれ。
とにかく、マネージャーさんからのせっかくのサインを大切に。本日も朝5時に、NOTEを書いてみました。どなたかのモチベーション向上につながれば幸いです。