【ゲーム脳】オオノシオリ「REPLAY」で1.3倍魂に火が付くnote
こんにちは!
アキレスと亀のともきです!
今回は!待望の新MV!
オオノシオリ「REPLAY」
について
最強の布陣
境界線が曖昧
continueとreplay
の3つのキーワードで勝手に深読みしていきます!ひうぃご!
最強の布陣
「REPLAY」の何が最強かって、布陣なのよ。
そもそもシオリさんがチートキャラって噂があるのに、EMNWGの「無回転ワールド」でもタッグを組んでいたヒカルさん作詞。
そしてみんな大好きLemonticのハマダさんと竜矢さんが演奏に参加し、さらにコウキさんが映像を担当(ハマダさんとコウキさんが同一人物なのは絶対に秘密だゾ?)
何それもう強いじゃん。
演奏や歌は文句なくかっこいいし、ゲームの世界を感じるデジタルな歌詞に夜の都会のかっこいい映像はばっちりマッチ。FF感。おつよい。
こんなにクールで洗練された都会的なサウンドなのに、ものすごい熱量を感じるのはなぜなのでしょう。アニメの主題歌にしてください。マジで。
こんなに含みがあってかっこいい曲をあれこれ詮索するのはだいぶ野暮い気がしているわけですがずかずかと土足で踏み込ませていただこうと思ってるわけです。すまねぇ。
境界線が曖昧
「無回転ワールド」でもそうでしたがヒカルさんの歌詞は、ゲームとか物語的な世界と現実の世界の境界がいい意味で曖昧ですごくワクワクするので好きです。
今回もそうなのよ。
暗い冷たい息苦しい水中にいた
外の世界は明るくて素晴らしい
沢山の希望を抱いて顔あげてみたら
リアルは見たくもない世界ばっか
冒頭からこれよ。シビれるねぇ。
リアルはみたくもない世界ばっかというフレーズで暗い冷たい息苦しい水中が現実の世界ではないことに気づきます。
そんな苦しい仮想世界でその世界の外は素晴らしいと希望を抱くとそこは見たくもない世界。
いざこれからって途端game over
もう100回目のcontinueだってのに
retireさせてくれないプライド
そんな世界ではこれからって時にゲームオーバー。
でも100回コンティニューしても諦められないプライドを持っている主人公。アツい。
グラグラとたぎるバイタリティは
どこから?ほらまたゼロからスタート
未知なるダンジョン案内人が
いたらそれはそれでつまらないし
迷ったって進むしかないって
呆れるほどreplay
サビの頭にグラグラって擬音を持ってくるのうまいなぁって思います。印象強くなる。リフレインかかるカンジ。
未知なるダンジョン案内人とか仮想現実なのか現実なのか境界をぼかす言葉が空気感出してますよね。おいしいです。
そしてサビの最後に曲名にもなっているreplayという言葉が登場します。
かけらの情緒もなくいってしまえば、いろんな困難あるけど何度だって挑戦しような!って内容なわけなのですが、いろんな味付けがされててすごく面白い。
この後も仮想か現実かぼんやりさせる言葉たちがたくさん現れるのですが、それはいったん置いておいて、ここまでで似たような意味の印象的な言葉が2つ出てきていることにお気づきでしょうか?
そう。continueとreplayです。ということでここから先はおなじみ!ともきの妄想大作戦をお楽しみください!
continueとreplay
コンティニューとリプレイ。どちらも似たような意味でつかわれると思います。じゃあ何が違うんだろう?
リプレイは文字通りもう一度プレイすること。コンティニューは続けるという意味だそうです。
コンティニューってゲームで使うイメージがあるんですが、リプレイはむしろあんまりゲームでは使わない言葉な気がするんです。
とか考えていたら私の妄想エンジンがギュンギュン音を立てて動き始めたのです!
シオリさん2人いる!!!
困難に打ちひしがれてもリプレイするキャラクターとしてのシオリさんと、困難に打ちひしがれたキャラクターをコンティニューさせるプレイヤーとしてのシオリさんがいる気がする。
曖昧だと思っていた境界は、現実と仮想現実の境界ではなくキャラクターとプレイヤーの境界だったのではないか!?私は何を言っているのでしょうか!?
でも皆さんも自分がRPGのキャラクターになっているような感覚感じることありませんか?
例えば他人に何か質問されたとき、どう答えるのが自分らしいんだろう?みたいな、他人が望む自分を演じてる感じ。あれがキャラクターとしての自分とプレイヤーとしての自分が乖離する瞬間だと思うんです。
自分というキャラクターを俯瞰で見てロールプレイするカンジ。経験したことないですか?その瞬間自分は二人いると思うのよ。
実は「REPLAY」の歌詞の中には僕とか私とか一人称が出てこないんですよ。これで歌詞書くのって結構大変だと思うんですけど。
このあたりも境界線がぼやけて見える理由の一つだと思います。
そんな他人が望む自分を演じてしまうような生きづらい現実もリプレイやコンティニューを繰り返して乗り越えていく熱い歌なんです。そんな気がします。
そんでこれがゲームとかアニメだったらキャラクターの自分とプレイヤーの自分が一つになったとき本当の力が解放されるのよね。激アツ展開。僕たちもそうなりたいものです。
あくまで僕の妄想の産物なんですが、YouTubeの概要欄には歌詞も載っていますので、ここはキャラクターの言葉!これはプレイヤー!みたいな読み方をしても面白いかと思います。
曲はもちろん映像も超クールなので必見ですよ!
土のにおいは全然しないのにどこからこの熱量が出てくるのだろう。クールなのに魂に火が付くような、そんな気持ちになる一曲でした!最高!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!ばいばい!