【前を向く少し前の歌】IN MY OPINION「今も」で1.3倍涙腺に刺激が入るnote
こんにちは!
アキレスと亀のともきです!
今回は! #ジョイミュー vol.3に参加する
IN MY OPINIION「今も」
について
塗りつぶした答え
掌が許すなら
君の熱が去っていく
の3つのキーワードで勝手に深読みしていきます!レッツらポン!
塗りつぶした答え
懐深いボーカルと陰のあるセンチメンタルな世界が魅力的なこの楽曲。
theロックバラードって感じです!エモい!!
ということで早速その歌詞の秘密に迫るためAmazonの奥地へと向かっていきましょう!
この陰りよ。共感する人も結構いるのではないでしょうか?
浅い眠りから目覚めたらピンと来ない一日が始まる。
昨日までが明日に透けるっていうのは、昨日までと明日からが大して変わり映しないってことでしょうか。
この感覚に覚えがある人は多いのではないでしょうか?
仕事とかね。もちろん社会になくてはならないのだろうけど、個人の感覚としては何してんだろう自分…みたいな。
そんな悩ましい一節かで幕を開けた「今も」ですが、この後どんな展開を見せるのか?ほかの歌詞もみてみましょう!
誰かとまた出会ってもただの気休めと言い聞かす。どういう状況なんでしょうか?
緩い坂を上るのはちょっとしんどい。それをさっきの歌詞の陰りから人生としましょうか。ちょっとしんどいけど歩けないわけじゃない人生。もしくは生活。みたいなね。
その中で誰かと出会っても気休め。
誰と出会おうが歩いていくのは自分だからなんて解釈もできる気がしますが今回私が選んだシナリオは、どうしても忘れられない人がいて、だからちょっといいな…って人に出逢って心が軽くなってもそれは気休めなんだ!です。えぇ。
というか言い聞かせてるって書いているわけだから、その人のことを忘れたくないから、どんな人と出会ってもその人以上の人なんていない!と思おうとしている感じでしょうか。
ふむ。切なげな匂いもしてきたところでサビの歌詞を見ていきましょう!
これまたいろんな解釈ができそうなので皆様お好みで好きなのをお選びください。今回は先ほどお話したストーリーで進めさせていただきます。
今もそう消えないで僕をまだ生かして。何に消えてほしくないのかなんですが、それは例の忘れられない人の優しさや言動、その他全て。ということにします。それらがどんどん過去のことになって遠ざかっていってしまうから掬い上げようとする。
そう思うとAメロの昨日までが明日に透けて揺れるという表現も、過去の思い出が明日には透けてしまって蜃気楼のように揺れているなんて考え方もできるんでしょうか。
塗りつぶした答えが笑うについてはほんとにいろんな受け取り方ができるよなぁ…
塗りつぶしたってことは自分がなかったことにした答えってことだから、終わってしまったものを忘れないなんて無理なんだよ。とか、出会いは気休めじゃなくて本気にしてもいいんだよとかそういう方向で考えてもいいし、あの日お別れのきっかけになって答えまで心の中から救い上げちゃったとかそういうのもありかなぁ…
その掌が許すなら
さて続きの歌詞もつまみ食い。
さよならもうここでいいから。ここってどこよって話なのよ。
これはもうズバリ君といた時。そこから連れ去ろうとされてもそこにとどまっていたい。でももう君と僕をつなぐものは脆い。
なんて悲しいんでしょう。
君の言葉も体温も掬って見つけ出したらまた続きを見せてよ。あの時止まってしまった時間の続き。君と歩く時間をもう一度。ひぃん。
その掌が許すならってさ。掌が許すってどういう状況よってね。
あの時つないでいた掌だよね。もう一度その掌を握ることを許してくれたらまたあの日の続きが見れるのかなぁってことなんでしょうか。切ねぇ…
ここで今はですよ。ここまでは今もだったのに。
あの時と変わらず今も思っているよという歌詞が続いていましたがここでは思い出を大切に噛み締めています。でもこれからはやっぱりそれじゃ嫌だ。情念よ。情念。冷たく燃える情念の炎を感じます。
でもね。そうじゃない考え方もできるわけですよ。
君の熱が去っていく
さていよいよこの「今も」はクライマックス!歌詞はこちら!
やっぱりまだここにいたいんです。どこにも行きたくない。
その言葉を、そして君との思い出を飲み込んで立っている。まだ歩けてはいない。じゃあいつまで歩き始められないのか。それはその掌を赦すまで。
ここで国語の授業なんですが、許すと赦すの違いをご存じでしょうか?
許すは申し出などを受け入れ応じること。対して赦すは過ちを咎めたりしないこと。なんだそうです。
つまり掌を赦すってことはその掌を責めたりしないってことになります。
だから僕の手を離したその掌をもう責めなくなる、その掌のせいでこんな気持ちになっていると思わなくなるまでは立ちどまっているって考えてみます。
僕の喉の奥の君の熱が去っていく。喉元過ぎれば熱さを忘れるなんて言葉があります。あんまりいい意味では使われないですが。
その痛みはじわじわと喉元を過ぎて薄くなっていく。
でも君の体温や言葉や全部は僕の心の中にずっと残っていく。心の整理は徐々についていきながらもやっぱり君のことは絶対に忘れない。そんな結末にたどり着いたわけです。歩き出すのはもう少し先。前向きとまでは言えないけれど、前を向く少し前の歌なのではないでしょうか?
何にもないのに切ない歌を聞いて切なくなるのが趣味の私としては最高の歌ですよ。どう?
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それでは次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!