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【誰も知らない秘密のお話】Lemonticニューアルバム「INU」フライングレビュー「内緒」編
こんにちは!アキレスと亀のともきです!
今回はLemonticニューアルバム「INU」の3曲目を彩るバラードナンバー
「内緒」
についてフライングでレビューしていきます!
どんな曲なの?
突然ですが皆さん
ここまで「吠えてみろ」「ロマンスに御用心」とテーマが少し軽めのラブソングを紹介してきました。
軽快でセンスのいい楽曲2曲だったのですが、Lemonticのこと軽い男たちと思ってませんか!?
そう思ってるなら僕もごめんなさいだ。
「INU」3曲目は心の中に深く潜った美しいバラード
「内緒」
です。この楽曲も「ラヴ」について歌っているのですが、今までとは趣が変わります。
バンドサウンドを中心とした爽やかながらも世界観にどっぷり浸かれるバラードに仕上がっています。
今までの2曲が極彩色のダンサブルポップだとすれば「内緒」はパステルな水色
クリーム色が混ざったようなソニックブルーです(ギタリストにしか伝わらない)
ポイントで入るオルガンも優しさと切なさでとても良いアクセントです。聴いて。まじで。
歌詞とサビ先行大公開!
さて、僕が貰った超強権!歌詞とサビの先行公開権を発動します!
ただし今日もいじわる。1部を隠して公開しますよ!
「内緒」
永遠も半ばを過ぎた頃に
瞬きの隙間で微睡んでる
窓枠の外で滲んだ夢の跡を
追いかけるようにまた眠りに落ちた
少し食べかけたままの朝食
捨てられないまま夜になった
ちょっと甘い苦味が胸の奥をギュッと
締め付けてるからもう敵わないよな
何度も嘘だとムキになって言い返した
ずっと隣に居られないふたりなのに
○○○○○○○好きだなんて
今更になって気づいたのです
もう一回を繰り返して
今ほどけてしまえばきっと
二度と触れない気がして
届かないガラスの向こう
飾られた幸せを
何度願ってしまうのでしょう
正しさじゃなく嫌われないことばかりを選ぶのはエゴでしょうか
このまま誰にも知られないまま
ひとり逝ってしまえたらそれも悪くないよな
涙の理由を思い出せないほどに
使い果たせぬ愛が溢れるている
惨憺たる恋が僕を絆すから
サヨナラなんて言えないな
もう一回を繰り返して
優しいその温度にもう一度触れたくて
もう一回を繰り返して
今ほどけてしまえばきっと
二度と触れない気がして
届かないガラスの向こう
飾られた幸せを
何度願ってしまうのでしょう
きっと内緒にしておいてね
誰も知らない御伽噺
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今までの2曲とは印象違うでしょ!?
これは考察しがいがあるぜ!と思う反面、この曲の考察、出したくないなぁともおもいます。
だってこの曲のいい所は多分、聞く人によって解釈が全然違うところ。
人によっては幸せな愛の歌だし、別の人が聞けば切ない別れの歌に聞こえる。
純愛の歌に聞こえる人もいれは、許されない恋の歌に聞こえる人もいるかもしれない。
それくらいの余白が残されているup to youな楽曲に仕上がっています。
ですのであくまでこれから書くことはともきの勝手な考察であり正解ではないということを頭に入れてご覧下さい!
ということでまずは、何を差し置いても紹介したい僕がビリッビリに痺れたフレーズを1つ!
正しさじゃなく嫌われないことばかりを選ぶのはエゴでしょうか
このまま誰にも知られないまま
ひとり逝ってしまえたらそれも悪くないよな
「正しさじゃなく嫌われないことばかりを選ぶ」
ひぇー!なんか経験ある!
嫌われたくない一心で嘘をついたり、相手をほめたり。
このフレーズを聞いた時は頭の中で「バチーン」と音がするような衝撃でした!
これってエゴなんですかね…
それではこの楽曲をどう見るか。
僕は特に失恋なんてしてない癖に失恋ソングを聞いて切なくなるのが好きなタイプの人間なので、切ない失恋の歌として解釈していきます。
早速ですがサビの歌詞をご覧下さい!
もう一回を繰り返して
今ほどけてしまえばきっと
二度と触れない気がして
届かないガラスの向こう
飾られた幸せを
何度願ってしまうのでしょう
サヨナラを告げてしまった後、無理を言ったらやり直せるかもしれない。でも多分また同じようなことで上手くいかなくなってしまう。
そうしたら多分もう二度と会えない。
大好きで大切だからこそ、二度と会えないなんて耐えられない。そんなふうにとることもできる歌詞かなと思います。
ガラスの向こう。ショーケースに飾られるような自分の理想の恋。相手に思い描いてしまうのは君なのに。結末はこんなふうだ。
涙の理由を思い出せないほどに
使い果たせぬ愛が溢れるている
惨憺たる恋が僕を絆すから
サヨナラなんて言えないな
惨憺たる。絆す。
漢字読めました?笑
サヨナラなんて言えない。もちろん本人に対してサヨナラと言えない。というのはあるでしょうが、思い出とか気持ちに別れを告げられない。というふうに解釈もできるのではないかと!
涙を流して流して、それでも体の中にある愛は流れ出きらない。
恋に絆されて結局思い出に縋ってしまう。
もう一回を繰り返して
優しいその温度にもう一度触れたくて
その温度。体の温度なのか心の温度なのか。
やっぱり思い出してしまう。
そして楽曲の結びのフレーズがとても印象的です。
きっと内緒にしておいてね
誰も知らない御伽噺
さっきまでは恋した相手に向かって歌を歌っていたのに、突然こちら(リスナー)に語りかけてくるように感じます。
この恋の歌は内緒にしててね。と。
だってもう1回繰り返したらもう触れられないのだから。君に届かないように。(って言いながら考察note書いてんのウケる。えへへ)
でも聞いて欲しいと思ってると思うんですよね。
誰も知らない御伽噺
届かないガラスの向こうに飾られた幸せを御伽噺と呼んでいるのかとも思いましたがこれは違うかなと。
失ってしまったその恋こそがまるで御伽噺のように綺麗で大切で無くしたくないもののように思えた。
誰もが知っているラブストーリーじゃなく、自分と相手だけの、誰も知らない物語をこっそりとでもこの先何度も読み返してしまうのでしょうね…
切ねぇ!
公開までの宿題!
さて、先程公開した歌詞には伏字部分がありましたね!?こちらです!
何度も嘘だとムキになって言い返した
ずっと隣に居られないふたりなのに
○○○○○○○好きだなんて
今更になって気づいたのです
この伏字部分には、どれくらい相手のことが好きだったかという言葉が入ります。
もう、めっちゃ好き。しかも短い間じゃなくて長い期間大切にしていたことが一言でビシッと伝わる表現が当てはまりますよ!
ここにはどんな表現が入るのか!?あなたならどんな言葉を入れますか?
答え合わせは9/30
Lemonticニューアルバム「INU」リリースまでお待ちくださいね!!
それではまた次回!フライングレビュー「返信 (distance between two of us)」編でお会いしましょう!バイバイ!
フライングレビューまとめ読みはこちら
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