【生命への讃歌】FILTER「Song to keep a light」で1.3倍明けない夜がなくなるnote
こんにちは!
アキレスと亀のともきです!
今回はEMNWG vol.1に収録されている
FILTER「Song to keep a light」
について独断と偏見で勝手にnoteしていきます!ご覧ください!
疾風怒濤じゃなくてもアツい
FILTERの代名詞といえばあの速い、アツい、エモいの三拍子揃った圧巻のパフォーマンス!
…だと思うのですが今回の楽曲。速…くはない。
うん。別に速くはない。
じゃあFILTERらしくないのか!?
全然そんなことはない!これぞFILTERって楽曲に仕上がっているわけなんですよ!さすが!
確かにスピード感、疾走感という意味では「Last Dance」ほどではないかもしれません。けれどそれを補ってあまりあるほどの熱量。とんでもねぇ熱量を感じます。
曲は静かに始まるわけです。そこから徐々に徐々にゆっくりと熱が上がっていく様は圧巻。スケールの広さがとても広い。なんか草原でドローン空撮の映像浮かんだよね。
まだ溜める。まだ焦らす。と少しずつ少しずつ力をためて、解き放つサビのメロディはもう歓喜の涙がちょちょぎれます。
そして一度爆発したらそこからはFILTERのペース!最後には18番のシンガロングも飛び出して大団円のフィナーレへと雪崩れ込む!
バンドサウンドは空間の作り方がとってもうまいし、ツインボーカルもハモリを最低限にすることでメロディがたってる。しかも勢いが生まれてる。そんな気がする。
そして随所に聞こえる保本サウンド。ピリピリっとした電子音がアクセントになりさらに奥行きが広くなる。音だけで空間を見せられるバンド。それがFILTER。
生命への讃歌
「Song to keep a light」は日本語中心の歌詞。英詩+シンガロングのイメージが強かったので新鮮です!
「Song to keep a light」というタイトル。日本語にするなら「明かりを灯し続けるための歌」と言った感じでしょうか?
今回はこの言葉の奥にある物について勝手に深読みしていきます!
さてまずはBメロのこんな歌詞
遠く 登る 夜に 見失った
溶け出した 月に 飲み込まれてしまいそうだ
あの日 君が 差し伸べてくれた
回る夜の中 たしかに 進み出した
Song to keep a light
ある夜に迷子になる。遠くまで来てしまってどこにいるかわからない。
そんな時に君が手を差し伸べてくれた。
だから何度も巡る夜の中立ち止まらず進み出せた。
そんな感じに受け取れます。賢明な読者の皆様ならお気づきでしょうがこれ、心の話だと思うんですよ。
悩んでいたり苦しんでいたりする状態を夜とするなら君が差し伸べてくれた手はなんなのか?
それが「Song to keep a light」です。
その一つ前の歌詞を見ていきましょう
そっと 揺れる 灯火 ひとつ
音を立てて 今日も 夜を覗き込んだ
消えないで あの日の歌のように
巡る日々の中 ただ そう願った
「あの日の歌」これこそが「Song to keep a light」の正体だと思うのです。
憧れのミュージシャンかそれとも友達のバンドマンか。とにかくあの日の歌が自分にとっての「明かりを灯し続けるための歌」になったのです。
暗い夜でも歩けるような、挫けそうになっても勇気づけてくれるようなそんな歌に出会ったわけですよ!
そしてサビの歌詞
いつまでも 望むなら 僕らは
何度も 夜を 超えて ゆけるだろう
このまま 忘れたくないから
歌うよ 今胸の中へ
そんな歌を胸に何度も夜を越え歩いてゆきます。
胸の中で何度も歌いながら歩いていくのですよ。
これだけでもアツい物語だと思うのですがこのお話には続きがあります。
大サビの歌詞を見て行きましょう
Song to keep a light
溶け合う 音 心の声
どこまでも 響くよ
Song to keep a light
寄り添う今胸の中で
抱きしめ 灯すよ
Song to keep a light
いやさっきとそんな変わらんやんとお思いの皆さん!
「抱きしめ 灯すよ」の部分ですよ!
何を灯すのかって?今まで照らされて歩いてきた彼らが、今度は夜を照らす光を灯すんですよ!
あの日もらった明かりを今度は自分たちで灯す。その灯りの名前がこの楽曲のタイトル「Song to keep a light」なのです!
そんな風に脈々と受け継がれる想いを歌うこの楽曲はもはや生命への讃歌だ!
涙出てきちゃいます。
楽しみにしていたことはどうだったのよ?
さて、僕は以前の記事でキラーチューンの誕生を楽しみにして要るという旨の供述をしておりました。
これは達成でいいんじゃないですか!?
こんなにアツい歌ないよ!
僕らを導いてくれる灯火のような歌。今後も聞き続けましょう!
そんなFILTER「Song to keep a light」も収録されている
Enjoy Music New Wave Generations vol.1は大好評配信中です!絶対聞いて!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!