【今回は猫じゃない】マコトコンドウ「いつか睡魔が」で1.3倍眠れない夜も愛しく感じるnote
こんにちは!
アキレスと亀のともきです!
今回はEMNWG vol.1に収録されている
マコトコンドウ「いつか睡魔が」
について独断と偏見で勝手にnoteして行きます!レッツゴー!!
夢の中には行けない件について
この「いつか睡魔が」は楽曲全体を通してドリーミーで、まるで夢の中にいるような浮遊感がありますよね!
聞いているだけで眠れそう。実際は最後まで眠れない曲なのですが笑
初めてこの曲を聴いたのは吹雪の中を歩いている時だったので、最後には眠ってしまう曲だったら遭難しているところでした。危ねぇ。ありがとうマコトコンドウ。
さて聞き手からすると心地よい気持ちになれる楽曲ですが、当人にとってはなかなかモヤモヤする展開です。寝たいのに寝れない。
眠れない夜は
眠る方法調べがち
ホットミルク.ヨガ
全部試したんだけど
個人的にはこの調べ「がち」という表現がすごいなと。
こんなにドリーミーで穏やかな曲なのですが、ここでギャグ感というか、真面目一辺倒の曲じゃないぞ!という提示がなされている!
でもでもたった一言だけだからやりすぎない。曲調との絶妙なアンバランス感が癖になります。これを1フレーズ目に持ってくるセンスよ。
そして眠れない時やることがホットミルクとヨガ。
オシャンです。さすが大物女優はちげぇ。僕なら最寄りのコンビニでストロングゼロを買います。
しかしこれでも眠れません。おそらくホットミルクにアルコールが入っていなかったのでしょう。
明るい窓見て
何も通知はないのにさ
部屋は暗いのに
どうしてこんなに見えちゃうの?
ついに窓の外が明るくなってきた…のでしょうか?
明るい窓を見て通知がないと言っていると言うことは、それはスマホ。
真っ暗な自分の部屋と外の世界をつなぐ「窓」としてのスマートフォン。ベリーオシャ表現です(ホントか?)
通知もなければ震えたわけでもないのにスマホから異様な圧を感じる時ありますね。あれなんだろうね。あれやばくね?胸…痛くね?
そんな眠れない主人公の姿がドリーミーなサウンドで表現されているわけですよ…
まるで夢の中にいるような優しくて広がりあるサウンド。ローズの音ってなんであんなに優しいんでしょうね。
でも眠れていない、とでもいうような存在感あるシンセベース。
あのベースの音超気持ちいいですよね。あの音の存在感がふわふわとした音像を霧散しないように引き締めています。バランスが神。ずっと聴いてられる。
タイトルよありがとう
さて、「いつか睡魔が」には実はタイトル以外には「睡魔」という言葉が登場しないのです。
眠れない夜に誰かを探している。
そんな言葉は並びますが、誰を探しているかは語らない。この辺りにイマジネーションを広げさせる技が光ります。
もしタイトルに出てこなければ僕は、一体誰を探しているのか?と考察することになり、わかったぞ!猫だ!マコトさんは猫を抱いてないと眠れないタイプの人だ!などという珍教な記事を書く羽目になるところでした。ナイスタイトル。ありがとう。
とはいえ誰を探しているのかを明記しないことによっていろんな受け取り方が生まれる面白い曲に仕上がっていますね!
君がいないから寝れないよ
早く会いにきて
君に会うまでは起きてるよ
そして今は午前5時
寝たいな今すぐにでも 今すぐにでも
君に会いたい
外は鳥が泣くけど
僕は踊るよ
君に会うまでは
うん。美しい。
君に会うまでは起きてるよ。
一緒に住んでいる相手を頑張って起きて待っている。なんて微笑ましい受け取り方もできるし
君はどこにいて何してる?
ちゃんと起きてるの?
君を探すから起きててね
そして今は午前5時
この辺りからは穿った見方ですが毎日夜遅く帰ってくる疑惑の相手をそれでも愛している。なんて受け取り方もできますよね笑
この辺りのストーリーがたくさん生まれる余地っていうのが日本語の面白さだと思いますし、マコトさんのストーリーテラーとしての面白さだと思うわけですよ!面白人間!!
楽しみにしてたことはどうなんよ?
さて、私は以前の記事で「楽曲がさらにドラマチックになること」を楽しみにしている。と書いていました。
ここも進化してるよね!
歌詞の世界観だって面白く広がっていくし、サウンドもとってもドリーミーな、まるで夢の中に落ちていく瞬間のような音がしています。
もうね、大進化よ。
使われている音の一つ一つに説得力がある。クオリティが高い。
なのに聞きやすくてふんわりした気持ちになれる。
さすがマコトコンドウ!そして保本真吾!!
すごい人とすごい人がかけ合わさったらこんなふうになるのか!カツカレー理論!最高!ふぅ!
眠れない夜や眠れなかった朝に、いやそれ以外のタイミングでもたくさん聴いてほしい。僕もたくさん聞く!そんな曲に仕上がっています!
そんなマコトコンドウ「いつか睡魔が」も収録されているEnjoy music New Wave Generations vol.1は現在大好評配信中!鬼のリピート確定演出!ぜひチェックしてくださいね!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!!