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【ラブコメの主人公とは】Lemontic「ポップコーンベイビー」で1.3倍爆発しそうになるnote
こんにちは!
アキレスと亀のともきです。
今回はEMNWG vol.1に収録されている
Lemontic「ポップコーンベイビー」
について独断と偏見で勝手にnoteしていきます!いえい!
八面六臂の大活躍
そもそもこのコンピレーションアルバムについてLemonticというバンドを抜きにして語ることは不可能なわけですよ。
彼ら一体何曲に参加してんのよ?
演奏がまずド級に上手い。ド上手い。
ほんとにLemonticというバンドはジョイミューにおいて八面六臂の大活躍をしているのです。
ドラムもベースもギターも、コンピの中の様々な曲でサウンドを聴くことができますよ。
レコーディングのお手伝いもしてくれているしね。
アキ亀のレコーディングでもお世話になりました。心強えぇかった。
このコンピアルバムを影から支えてくれているのは彼ら。
自分たちであんまり言わないから。知っといて。みんな。
てかあれね。深く考えずに八面六臂って言ったけどナイス例えかも私天才かも。
八面六臂って言葉は顔が8個に手が6つあること。転じて何人分もの活躍をすること。なのです。ちょうど手が6本だね。タカヨシさんあたりは腕3本くらいありそうだけど。
そして普段の顔とアーティストとしての顔、そしてレコーディングで目がイッちゃったハマダさんの顔。うちの中川といちゃついてる時の竜矢さんの顔。この辺りで8個ですかね。うん。
皆さん、「こいつ何言ってんだ?」とお思いのことでしょう。
僕も思っています。
とにかくそんな大活躍のLemonticが120%を注ぎ込んだ傑作が「ポップコーンベイビー」なのですよ!
ポップコーン語録
そもそも僕はLemonticが大好きなのでえらいワクワクして音源を聴いたのを覚えています。
イントロからかっこよすぎん?やばくない?
初めて聴いた時はなんかえっへへ〜みたいなこと呟いたと思うし、なんなら本編に入ったところで一回頭に戻して聞き直したよ。何あれ。上下左右様々な角度にハマダさんおるやん。
本当に好きなもののこととなると語彙力が小学生になってしまうのでなんかアレがアレですけども。すごい。すごくすごい。
そして本編はLemonticワールド全開の柑橘系ハチャメチャポップロックに仕上がっています!(使い方合ってる?)
ちょっとダサい青春感と疾走感あふれる甘酸っぱい仕上がり。
ほんで言葉のチョイスがすごい。ハマダさんすごい。
「ポップコーンベイビー」というタイトルなのですが、曲中には別にポップコーンは登場しません。
ただね!ポップコーンを思わせる言葉はたくさん並びます。
ポップコーンとラブコメの共通項を見つけるってどういうことですか。どういうことなんですか!?
思いが「弾ける」とか「スパイス」を頂戴とかね。
それからそれから!
ハマダさんの歌詞は対比的というか逆のものを一緒にして面白い響きにするのがとってもうまい。
確かめるようにちょっとずつ
不確かな言葉で聞かせてよ
曖昧な感情が僕を締め付けてるの
うま。何それ。うま。
「確かめるように」と「不確かな」が綺麗に並びます。
矛盾するどころか対比的な二つの言葉で鮮明に情景が浮かびます。
忘れないで
ありふれてる特別な2人が愛おしくって
日毎想いは増すばかりです
ありふれてる特別な2人。これも対比。きっちり意味の通る対比。
うめえのよ。しかもね、この歌詞の前にこんなフレーズも
巷に蔓延るラブコメの主人公になんかなれないけど
こんなに好きなこと、君は気づいているの?
「ラブコメの主人公になんかなれないけど」っていうフレーズも登場しているので、それも踏まえての「ありふれてる特別な2人」だからね。
ほんとにハマダさんの書く歌詞は前から後ろからいろんなところに伏線があってものすごく面白い。よくできてる。考察するの怖いまである。
そんなよくできた歌詞だけど根底にあるのは青臭い青春ラブコメの世界観。
君の声が響いたらきっと離さないぜ
確かな想いを連れてこうね
理論武装じゃ敵わないんだって
この想いが弾けたらきっと止まらないぜ
嘘か本当かってどうでもいい
今有象無象を蹴って会いに行くよ
君のもとへ
こんな青春。
ここにも冒頭に出てくる「確かな想い」がちゃんと登場。
「理論武装じゃ敵わない」「この思いが弾けたらきっと止まらないぜ」「有象無象を蹴って会いにいくよ」とあの頃の恋の真っ直ぐさが豊富なボキャブラリーで描写されてます。すげえな。
ラブコメの主人公になれない。という言葉も出てきましたがこれはコメディなんかじゃないな。ラブコメって側から見てると笑えるのですが当人からしたら多分真剣そのもの。だからこそ周りの人たちはキュンキュンしながらも楽しく見れる。だからなんだか「ラブコメの主人公になんかなれない」って言っていることが逆説的にラブコメの主人公なんじゃないか。とか考え始めています。何言ってんだ。
少なくともこの「ポップコーンベイビー」の中では完全に主人公ですからね。
楽しみにしていたことはどうなのよ
さて、私は以前の記事で「さらなる色彩の追加」を楽しみにしていると書いています。
その点はどうだったのか?というところですが、これは文句なしで進化でしょ!
だってあのイントロよ!?(まだ言う)
楽器のサウンドもデジタルなサウンドも以前よりドカンと色彩豊かになって、より彩鮮やかな、柑橘系ハチャメチャポップロックの名前に相応しい仕上がりとなっていると思います!
そんなLemontic「ポップコーンベイビー」も収録されている
Enjoy Music New Wave Generations vol.1は大好評配信中です!ぜひお聞きください!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!!
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![ともき](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157346840/profile_b8e97e75e1182e8e7a862e573b83d200.png?width=600&crop=1:1,smart)