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【仮説と考察】ハヤシユウ「ケバブのダンス」を普段の1.3倍クソ真面目に考えたnote

こんにちは!
アキレスと亀のともきです!

今回はハヤシユウさんの「ケバブのダンス」について

ケバブとタコス
ボンゴとコンガ
この曲の魅力とは

の3つのキーワードでクソ真面目にnoteしていきます!

ケバブとタコス

まずは歌詞をご覧下さい。

なんだか不意にケバブが食べたくなって
近くの店にケバブを買いに行くんだ
家に帰ってケバブを確認したら
タコスを買っていました

ケバブが食べたくてお店に行ったはずなのに…
どうしてこんなことが起こってしまうのか、まずはケバブとタコスの違いについて考えてみましょう。

ケバブ(アラビア語: كباب‎)は、中東とその周辺地域で供される、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称。アラビア文字表記はكباب (kabāb) で、日本語ではカバブという表記も一般的である
タコスまたはタコ(スペイン語単数形:taco)は、メキシコ料理やテクス・メクス料理、ニューメキシコ料理の軽食である

※それぞれWikipediaより引用

ケバブは中東料理、タコスはメキシコ料理ということがわかりました。これを一緒に販売しているお店…なかなか懐が深いですね。

それではそのお店でどうして取り違えが起きてしまったのでしょうか。

仮説①店員さん外国人説
ケバブ屋さんと言えば陽気な外国人店員さんのイメージが強いです。もしかすると日本に来て日が浅く、取り違えを起こしてしまったのかもしれません。

しかしこの説に関しては少しツッコミどころがあります。
先程説明した通り、ケバブとタコスはそれぞれ別の国の食べ物なのです。出稼ぎに来ている方、もしくは日本で祖国の味を広めようともがく方が同時に販売するでしょうか!?
アメリカに出店した寿司職人は、同じ米に何かせる料理だからといってドリアをメニューに入れたりはしないのではないでしょうか?
このお店はきっと、外国風の食べ物で勝負する。国へのこだわりと言うよりはお店の雰囲気で勝負するタイプの経営者。恐らくオーナーは日本人でしょう。

仮説その②ユウさんテキトーに注文した説

家に帰ってケバブを確認した。とのことなのでテイクアウトも可能なお店なのでしょう。ということは恐らく席についてオーダーする訳ではなく、カウンターでレジの方に注文を伝えるシステムだということは想像に難くありません
つまりそこでユウさんがテキトーに注文したとしたら!?
イヤフォンで音楽を聴きながら、メニューを指さして「これ一つ」見たいな。なんなら声も出さずジェスチャーで。店員さんが何か言ってきてもイヤフォン外さず「ハイハイ」みたいな。
そりゃ間違うわ。でもあの物腰柔らかなユウさんがそんなことをするだろうか…

仮説③ユウさんおっちょこちょい説
ここまでの仮説にビビッと来るものがなかった訳なのでこれしかないだろうというものをひとつ。そもそもお店間違えた説
キッチンカーが並んでいたり屋台のようなお店だったりした場合。列に並んだつもりなのにうっかり隣の屋台の列に並んでいた。メニューはひとつしかないので、ひとつ下さい。と言えば事足りてしまう。このシチュエーションなら有り得ると考えます。これだ。これだよ。

さぁひとつ謎を解き明かしましたが、謎はまだ残っています。続く歌詞をご覧下さい。

それでもやっぱゲバブが食べたくなって
材料買ってケバブを作ってみるよ
できたてすぐのゲバブを口に入れたら
タコスの味がしました

それでもやっぱりケバブが食べたいユウさん。ケバブを自作することにします。わざわざ材料を買うならさっきのお店でケバブ買い直せよ!なんて言うのや野暮ってもんです。

ということで早速ケバブを作っていきます。がしかし!なんということでしょう!?できたケバブはタコス味。何故なのか。

実はケバブとは焼いたお肉のことなのです!(調べた)対してケバブとは、様々な具材をトウモロコシのトルティーヤで包んで食べる料理のこと出そうな。
つまりこの時点で別物!

そんなことはわかってた。多分ユウさんがイメージしているのはきっとあの屋台のケバブ。そう。ケバブサンドである。
ケバブサンドは、ケバブをピタパンと呼ばれるパンに挟んだもの。

ピタパン?トルティーヤ?何が違うん?
厳密には色々違いがあるようですが要するに原料が違うようです。
ピタパンは小麦粉、トルティーヤはトウモロコシ(小麦粉のものもトルティーヤと呼ぶ)で作られるらしい。

ここから導かれる真実はひとつ。

ハヤシユウさんはトウモロコシ粉を買ってきていた。

これです。
驚きの真実。

余談ですか、ケバブのレシピを調べてみたところいくつかのレシピにはピタパンがなければトルティーヤでも良い。という衝撃の記述が。

ユウさん。ほぼ正解だよ…

ボンゴとコンガ

こちらもまずは歌詞をご覧下さい

なんだか不意にボンゴを鳴らしたくって
インターネットでボンゴをポチってみたよ
家に届いてボンゴを叩いてみたら
コンガの音がしました

なるほど。さて、行きますよ?

ボンゴとコンガって何が違うの!?

ボンゴとは

元来キューバの民族楽器でラテン音楽に重用されているが、同じくキューバの民族楽器であるコンガやティンバレスなどと同様に、現在では多くのポピュラー音楽でそのサウンドを確認することができる。
大小2つの太鼓は、口径の小さい方がマッチョ(macho、スペイン語で男性の意)、大きい方がエンブラ(hembra、スペイン語で女性の意)と呼ばれる。 演奏者や演奏されるジャンルにもよるが、マッチョはエンブラに比べて非常に高音にチューニングされることが一般的である。

対してコンガとは

コンガ(Conga)は、樽型の胴の上面にヘッド(皮)が張ってある打楽器(膜鳴楽器)の名称である。 元来キューバの民族楽器であったが、1940年代アルセニオ・ロドリゲスのヒットナンバーやソンによって広く知られるようになった。
コンガの樽型の胴の内部は空洞であり、胴自体の素材は、木製・繊維強化プラスチック製のものが存在する。 また、コンガは口径によって呼称が異なり、口径が小さいものから順にレキント・キント・コンガ(セグンド)・トゥンバドーラなどと称されている。一般に口径が小さいものほど高音にチューニングされる。

※共にWikipediaより引用

…同じじゃね?
そうお思いの方も多いことでしょう。ここで写真をご覧下さい。

これがボンゴ

画像1

これがコンガ

画像2

こう見るとだいぶ違いますよね?
コンガの方がでかい。ボンゴに比べて胴が深く低い音がするでしょう。てか小ボンゴ…あなたマッチョっていうのね?

さてこいつをどう間違うか。

仮説①そもそもコンガを買っていた説

ネットショッピングってたまにありますよね。あるものを買おうとしたのに隣のものクリックしちゃったとか。あるある。
でも見た目の違いがこれだけあれば気づきそうな気もする…

仮説②チューニング不良説

恐らく出音の大きな違いはピッチ感なのではないかと思うわけです。
つまりボンゴのチューニングが低かった。
ユウさんがチューニングを怠ったとは考えにくい。安いものだったもしくは不良品が届いてしまったため、チューニングがダルダルだった。と言うことだろう。これじゃね?決定!これ!

それでもボンゴが叩きたくてたまらないユウさん

それでもやっぱボンゴを叩きたくって
ダチの家までボンゴを借りに行くよ
寄り道をしてボンゴを買い食いしたら
ボンゴレビアンコでした

友達にボンゴを借りに行きます。
皆さんは家にボンゴがある友達はいますか?僕はいません。

恐らくボンゴを叩く夢はかなったのでしょう…

ちなみに寄り道をして食べたのはボンゴレビアンコ。
これは知らん。食うだろ。パスタくらい。

この曲の魅力とは

この曲の魅力とはズバリ!リズム感!
音楽としても言葉としてもリズム感がちょー気持ちいいんです!

※以下ゲシュタルト崩壊注意

ケバブのダンス 朝まで踊ろう
タコスじゃない ケバブのダンス ケバブのダンス
ケバブのダンス ケバブを食べよう
ダコスじゃない ケバブのダンス ケバブのダンス
ボンゴのダンス 朝まで踊ろう
コンガじゃない トンガじゃない コンゴじゃない
ボンゴのダンス ボンゴを食べよう
ボンゴじゃない ボンゴに足す レビアンコ

ふふふ
ケバブとタコスとか
ボンゴとコンガとか
どうでもいいから踊ろうぜ!?
なんて愉快な世の中だ。ええじゃないかええじゃないか!

コンガトンガコンゴとかの並びも絶妙ですよね。
そしてこの感じはラストにさらに加速します。

ケバブのダンス タコスのダンス
ボンゴのダンス コンガのダンス
朝までダンス 昼からダンス
夜通しダンス
恋のロマンス 妙なバランス
加茂桐タンス 目指せフランス
何でもダンス とにかくダンス
まとめてダンス

ここにさらにタンスとかフランスとかぶっこむんか!?この言葉選びのセンスよ。これだけパワープレイで韻を踏んで(っていっていいのだろうか)いるのに一切イヤらしさがない。どころかとんでもない脱力感である。

きっとキレキレのダンスは踊らない。ふにゃふにゃとしたゆるダンスである。

それがいいじゃん。
ゴリゴリパリピなダンスビートもかっこいいけど、こんなダンスがあったっていいじゃない。
ショーも無いミスすることなんて数えたらキリがないけどその度にゆるゆるダンスを踊れたらなんだか愉快な人生じゃんね?

というわけで皆様
体を揺らして、なんか手とかふにゃふにゃ動かしながら
「ケバブのダンス」をお聴き下さい!

脱力感がいい味出してるですよ。
最近新曲も発表したハヤシユウさん
今後の活躍に期待大です!

それではまた次回!!お楽しみに!

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ともき
おいしいビールが飲みたいのです・・・