10月23日(日)
礼拝の時にコロナ感染対策で窓を全開にしていますが、10月も半ばを過ぎてやっと風も日差しも心地よい季節となりました。前任のT牧師のご夫人が、以前講壇に飾られた菊を挿し木をされました。その菊の鉢に、花芽がつき始めました。水仙の芽も顔を出して、次に花が咲く準備が始まっています。
先週は、若い時からずっとお世話になったO牧師の御葬儀がありました。多くの善いお働きをされた神学者でした。日本にラインホールド・二ーバーの祈りを紹介されました。下の文章です。O牧師を召して伝道者・神学者とされた神さまに感謝と讃美がささげられた御葬儀でした。
今週の「キリスト教と文化の集い」は、「日本にあるキリストの墓とモーセの墓」というお話です。どうして、イエス・キリストの墓やモーセの墓が日本にあるのでしょうか。興味のおありの方は、一度ご出席ください。水曜日の午前10時半からです。
気温もお天気も本当に変わりやすい気候になりました。みなさまのご健康が守られますように。お一人一人に主の祝福がありますようお祈りいたします。いつもホームページへの訪問ありがとうございます。
10月16日・礼拝説教要約
「一つの心、新しい霊」 エゼキエル書11章13-25節
濱田辰雄牧師
バビロン捕囚の悲劇は、イスラエル王国の崩壊だけでなく、イスラエル民族をその精神面において真二つに分裂させるという形となってあらわれた。捕虜となって連れていかれた人々と、その人々の苦しみを本来精神面において共有するはずの人々、つまりエルサレムに残った人々とが反目し合うという状態が生じたのである。残った人々は、捕虜となった人々をその不信仰のゆえに裁きを受けたのだと理解したのである。
それで神はエゼキエルを通して、イスラエルの民が本当に回復するためには、全員が「一つの心、新しい霊」を得なければならないと語ったのである。いつの世も「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣く」信仰者の群れがあって、初めて神の宝の民となっていくのである。