3月12日(日)
主日の朝は本当に暖かでした。けれども、「きっとこのまま暖かくはならない。」というのが大方のご意見でした。三寒四温と慈雨によって草木も花も芽を出すのでしょう。昨年天に召されたI.Nさんのお嬢様から、日曜日の午後にとてもかわいらしい花の胡蝶蘭が届きました。ありがたいことです。
日曜日は晴れて、暑いくらいでしたが、なんと夜中に激しい雷雨がありました。この雨で長く咲いていた水仙もすっかり花が終わりました。その一方で、何の花が咲くのか分からずに置いていたプランターの茂みの中に「ヒメキンギョソウ」の花がいくつも咲いているのを見つけました。紫蘭の芽も伸びてきてこれからの花が楽しみです。
また、胡蝶蘭が送られてきた後ほどなく、待ちに待った『教会創立35周年記念誌』80冊が届きました。早速一冊を開いて見て、原稿をお寄せ下さった先生方、教会の信徒の方々の信仰の結晶のように思いました。感謝です。
13日から、政府の政策として、マスクの使用を個人の判断にゆだねることになりました。感染防止のための3年間のマスク生活が長かったので、どうも人の集まりではマスクを外せないという不安が残ります。それでも教会は、これからもしっかりとコロナの感染対策をしながら、笑顔の見える交わりへと進んでまいりたいと思います。この三年間、主に守られて教会での集団感染が起きなかったことに感謝です。
今年の桜の開花予想が例年よりも早いとの予想が出されました。この間まであんなに寒かったのですが、つい先週買い求めた灯油が消費しきれるのかと気になるところです。春休みが近づいてまいりました。年度の変わり目でお忙しい方々も多い事と思います。主の御受難を覚えつつ、みなさまのこの一週間の歩みが祝されますようにお祈りいたします。
3月 5日・礼拝説教要約
説教「変わることのない主の言葉」 濱田美惠子牧師
ペトロの手紙一 1章22-25節
ペトロは、イスラエルの民が捕囚から解放されるという預言を語ったイザヤ書の「主の言葉は永遠に変わることがない」という言葉を引用して、散らされ困難の中にある人々を励ました。「朽ちない種である変わらない主の言葉」によって、キリスト者とされ、新しく生まれ、兄弟愛を抱くようになった人々に「清い心で深く愛するように」と励ました。「兄弟愛」とは、同胞として仲間としてただ仲良くするというだけではなく、主イエスにつながった信仰者同士の交わりを示している。神の変わることのない生きた言葉こそ、わたしたちに告げ知らされた福音なのである。