11月 12日(日)
11月も半ば近くになりました。今日は窓を開けての礼拝は寒いので、電気ストーブを出しました。それにしても先週の墓前礼拝の時はとても良い天気で暑いくらいでしたが、雨が降ると急に気温が下がりました。
気温が急に下がったためか、今朝、電子オルガンのスイッチがなかなか入らず心配しました。以前、オルガンのスイッチが入りにくいと製造元に問い合わせたところ、「電子オルガンも電気製品です」と言われました。電子オルガンは礼拝にとって大切な楽器と思っていましたので、小さな驚きを覚えました。
パソコンやプリンターも室温の状態でスイッチの入り具合や機械の調子が変わるそうです。部屋が適温になったところでスイッチを入れるのが上手な使い方だと教えてもらったことがあります。そんなことを思い出し、オルガンもあわてずに部屋が暖まってからスイッチを入れるようにしようと思いました。
教会では月に一度長老会が持たれます。今年度の長老会では『使徒信条 光の武具を身に着けて』(平野克己著 日本キリスト教団出版局)という本を読んで学んでいます。
この本は、信仰を持って生きる人々にとって「使徒信条」が神さまから与えられた武具であると語られています。なぜ光の武具なのかは一年学んでみて、それぞれが理解できたらと思います。
事務的な事だけではなく長老たちは教会がまことの教会として歩むのために祈り、奉仕されています。感謝です。
11月 5日・礼拝説教要約
説教「人の知恵でなく」 濱田美惠子牧師
コリントの信徒への手紙一 2章1-5節
パウロはコリントの町に宣教に行った時のことを「衰弱していて、恐れに取りつかれ、ひどく不安であった」と証ししている。それは「優れた言葉や知恵を用いずに、ただ十字架につけられたキリストだけを宣べ伝えようと心に決めていた」からである。コリントは「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探す」土地柄であったからである。しかし、パウロたちの伝道は神の祝福に支えられ、コリント教会の人々は「神の力によって信じるようになった」のである。しかしコリント教会の人々は、やはりなおこの世の知恵にたよって分派争いを起こしていた。パウロは人の知恵によらない信仰、すなわち十字架のイエスのみにたよる信仰を宣べ伝えつづけた。